プロバスケットボールのBリーグにおいて、高い集客力を誇り、リーグ屈指の熱いファンを持つ秋田ノーザンハピネッツ。「プロスポーツ不在」だった秋田で、なぜ人気クラブが育ったのか。 秋田ノーザンハピネッツは、プロバスケットボールが「アリーナ・エンターテインメント」であることを重視し、会場の演出にも力を入れている 「秋田」「スポーツ」という言葉で、何をイメージするだろう? 特に思い浮かばないという人も多いかもしれない。しかし、同じ質問を秋田県民にしたなら、この回答が増えるはずだ。「秋田ノーザンハピネッツ」。 秋田ノーザンハピネッツは、プロバスケットボールリーグ・Bリーグ屈指の人気クラブだ。Bリーグが開幕した2016-17シーズンは成績不振でB2降格に終わったものの、平均観客動員数は3087人でリーグ4位につけた。 今年5月に終幕した2017-18シーズンは、開幕戦で4165人を集客。B1昇格を決めた