10月4日、朝鮮戦争により1950年代に母親と生き別れになった韓国人のファン・レイハさん(写真)。もう二度と母親に会えないのではないかと、絶望していると話す。写真は韓国・仁川で9月13日撮影(2022年 ロイター/Daewoung Kim) [ソウル 4日 ロイター] - 朝鮮戦争により1950年代に母親と生き別れになった韓国人のファン・レイハさん(80)。もう二度と母親に会えないのではないかと、絶望していると話す。 「もう一度母に会いたい。だがもう夢にすら出てきてくれなくなってしまった」と、ファンさんは嘆く。2人のきょうだいと共に北朝鮮に取り残されてしまった母親は、もう老齢のため亡くなっているのではないかと心配だ。生きていれば、100歳を超える高齢になる。