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動物と遺伝に関するtweakkのブックマーク (16)

  • 犬とキツネの子を初確認、「人とチンパンジーの子」のようなもの

    2021年、車にはねられたドッグシムが獣医師のもとに運ばれて治療を受けた。最初はイヌとみられたが、やがてその行動はむしろキツネに近いことがわかった。その後の遺伝子検査によって、ドッグシムはイヌとキツネの交雑種であることが判明した。(PHOTOGRAPH BY FLÁVIA FERRARI) 2021年、イヌ(イエイヌ)らしき動物が車にはねられ、ブラジル南部の動物保護センターに運ばれた。まもなく獣医師たちは、この動物の特異な行動に気づいた。 先がとがった長い耳はキツネに似ていたものの、それ以外はイヌのような外見であり、イヌのようにほえた。しかし、この動物は低木に登った。これは、この地域にすむパンパスギツネによくみられる習性だ。また、通常のイヌの餌はべずに、ネズミを好んでべた。 世話をしていたスタッフたちは、この動物がイエイヌと在来のイヌ科野生動物との子(ハイブリッド:交雑種)ではないかと

    犬とキツネの子を初確認、「人とチンパンジーの子」のようなもの
  • 謎だった家畜ウマの起源、ついに特定

    内モンゴル自治区西ウジムチン旗にある繁殖センターの文化紹介イベントで疾走する馬の群れ (PHOTOGRAPH BY PENG YUAN/XINHUA VIA GETTY) 数千年前から、ウマは世界中の社会で重要な役割を果たしてきた。古代から耕作に力を貸し、人々を短い時間で遠くへと運び、戦場では兵士に闘いにおける優位性をもたらした。こうしたことを分かっていても、では家畜ウマはどこから来たのかというシンプルな疑問には、専門家はずっと頭を悩ませてきた。 最近、2つの大陸の100人以上の専門家の尽力で、その謎がようやく解けたようだ。家畜ウマのルーツは「ロシア南部」にあるという答えにたどりついたのだ。 アナトリア半島(小アジア)、イベリア半島、ユーラシア大陸のステップ地帯西部という3つの地域のいずれかが家畜ウマのルーツとして有望視され論議されてきたが、今回の発見で、その起源は、ユーラシアステップ地帯

    謎だった家畜ウマの起源、ついに特定
  • 北米最古の犬、ほぼ消滅していた

    アメリカ大陸古来のイヌとされることが多いカロライナ・ドッグ。だが新たな研究によると、そうとは言えないかもしれない。(PHOTOGRAPH BY JOHN W. ADKISSON, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 北米最古のイヌのDNAと、現代のイヌ5000匹以上のDNAを比較する調査が実施され、両者の関係や太古の意外な痕跡が明らかになった。 約1万年前、現在の米国イリノイ州コスターで1匹のイヌが死んだ。飼い主たちは、人間を埋葬する墓地に、そのイヌのための墓を作り、亡きがらをそっと横たえた。 今なら意外には映らないかもしれないが、このイヌと、すぐ近くに埋葬されている2匹のイヌは大事な意味をもつ。論文投稿サーバー「bioRχiv」(バイオアーカイブ)に掲載された新たな研究によれば、彼らは個別に埋葬されたイヌとしては、わかっている限り世界最古のものという。しかも、彼らはアメリ

    北米最古の犬、ほぼ消滅していた
  • 史上最古のパンダのDNAを解析、亜熱帯に適応か

    竹をべる、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の若いパンダ。現在のパンダは涼しくて湿った気候を好む。(PHOTOGRAPH BY JAK WONDERLY, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 2014年8月、古人類学者の張穎奇(チャンインチィ)氏率いる研究チームは、史上最大の霊長類であるギガントピテクスの手がかりを求めて、ベトナムに近い中国南部の陥没穴に調査に入った。彼らは、この自然の落とし穴に落下したさまざまな動物たちの骨を採取して持ち帰った。(参考記事:「類人猿ギガントピテクス、大きすぎて絶滅していた」) その中にギガントピテクスの骨はなかったものの、研究チームを驚かせる発見が待っていた。2万2000年前のジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)の下顎が混ざっていたのだ。さらにその顎の化石には、世界最古のパンダのDNAが残っていたこと

    史上最古のパンダのDNAを解析、亜熱帯に適応か
  • 野生馬、地球上からすでに絶滅していた DNA分析で判明

    これまで野生種と考えられていたプルツワルスキー(2016年1月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / GENYA SAVILOV 【2月23日 AFP】世界の野生種のウマは、すでに絶滅していたとする研究結果が22日、発表された。ウマの祖先の最新DNA分析に基づく系統樹の書き換えにつながる予想外の結果だという。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、地球に現存する最後の野生種と大半の人々が考えていた「プルツワルスキー(Przewalski、 モウコノウマ)」は、実際には所有者の元から逃げ出した家畜馬の子孫なのだという。 論文の共同執筆者で、米カンザス大学(University of Kansas)生物多様性研究所・自然史博物館考古学部門の学芸員のサンドラ・オルセン(Sandra Olsen)氏は「これは大きな驚きだった」と話すも、「結果は、生きている野生馬が地球上

    野生馬、地球上からすでに絶滅していた DNA分析で判明
  • ニワトリの「起源」の解明が急がれている理由とは?七十二候「鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)」(季節・暮らしの話題 2018年01月30日) - tenki.jp

    1月30日より、大寒末候「「鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)」となります。春の気配を感じて産卵期が近づいた鶏が、鳥屋に入って産卵の準備を始めるころ、という意味で、この候をもって、立春初候「東風解凍」からはじまった七十二の候のめぐりは締めくくりとなります。 現代の品種改良された産卵用品種のニワトリは、壮年期にはほぼ一年中毎日産卵する能力を持っていますが、それ以前のニワトリには産卵の周年周期があり、秋の終わりから冬の間は、産卵をしないのが普通でした。ですから、日脚が伸び、再びニワトリが産卵を始めることは、春の訪れで生命活動が復活することの喜びを象徴する慶事であり、それはイースター(復活祭)のシンボルがタマゴであることにもあらわれています。 産卵周期のあるかつての飼育鶏。そのニワトリも、他の家畜類と同様、野生生物を飼いならしたものです。一説によれば紀元前6000年というはるか昔、人間はニワ

    ニワトリの「起源」の解明が急がれている理由とは?七十二候「鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)」(季節・暮らしの話題 2018年01月30日) - tenki.jp
  • 現代のイヌ、4万年前の単一起源か DNA研究

    オオカミの亜種メキシコオオカミ。メキシコ・メキシコ市の動物園で(2017年7月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/PEDRO PARDO 【7月19日 AFP】小型犬のチワワから大型犬のセントバーナードまで、今日の飼い犬はその起源を単一のオオカミの群れにまでさかのぼることができるとの研究結果が18日、発表された。人とこのオオカミの群れとの遭遇は、最大4万年前にさかのぼるとしている。 今回の結果をめぐっては、「人間の最良の友」であるイヌがその祖先のオオカミからいつ、どこで最初に枝分かれしたかをめぐる科学的論争を再燃させるとみられている。 オオカミからイヌの分岐が起きた時期と場所については、学派ごとにそれぞれ異なっており、約1万5000年前に欧州でと主張するものや、約1万2500年前に中央アジアまたは中国でと主張するものまで様々だ。 他方で、2016年に米科学誌サイエンス(Science)に掲

    現代のイヌ、4万年前の単一起源か DNA研究
  • 家畜ヤギは肥沃な三日月地帯から拡散した、DNA解析で解明 名古屋大学など

    名古屋大学は、7500~8000年前の家畜ヤギのDNAを抽出・増幅してその系統の解析に成功したと発表した。研究成果は、名古屋大学博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師と同研究科の大西敬子大学院生(当時)、東京大学の西秋良宏教授と新井才二大学院生およびアゼルバイジャン共和国科学アカデミーのFarhad Guliyev博士との共同研究によるもの。 世界でも最古級の農耕牧畜経済が発達した地域は、西アジアの「肥沃な三日月地帯」だ。そこで始まったムギ・マメ類の栽培やヤギ・ヒツジ・ウシ・ブタの家畜が世界各地に普及していったことが、これまでの研究で分かっている。しかし、こうした農業の世界的普及がいつ、どのように進行したのか、という具体的プロセスについては未解明な部分が多く残されている。 研究では、肥沃な三日月地帯の北方に位置するコーカサス地方において、古代農村の遺跡(7500~8000年前)を発掘

    家畜ヤギは肥沃な三日月地帯から拡散した、DNA解析で解明 名古屋大学など
  • イヌ家畜化の起源は中国、初の全ゲノム比較より

    2015年9月、インドネシアのリアウ州カムパルの森林火災の後、イヌを散歩させる男性。新たな研究により、イヌは東アジア南部で最初に家畜化されたことが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY TANTO H.,XINHUA PRESS/CORBIS) 人間社会に疲れた私たちを癒してくれるイヌは、もとをたどればオオカミだ。だが、オオカミが人類の友になった過程は長らく分かっていなかった。 イヌの起源について、有力な説は主に2つある。ひとつは人類が1万年前~3万2000年前に、おそらく中国を含む東アジア南部のどこかでオオカミの家畜化を始めたというもの。これは、母から子へと受け継がれるミトコンドリアDNAを調べる研究による。そしてもうひとつは、イヌの家畜化が始まった場所はヨーロッパか中東というものだ。こちらはほかの遺伝子マーカー(ゲノム上に分散するDNAの断片など)を調べた別の研究の結果である。(

    イヌ家畜化の起源は中国、初の全ゲノム比較より
  • イヌの起源は中央アジアと 遺伝子調査 - BBCニュース

    現代のイヌの起源は中央アジア――。5000匹以上の犬を対象にしたこれまでで最も詳細な遺伝子調査にもとづく結論を、米コーネル大学の研究チームが米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。 イヌは何千年にもわたり人間の手で品種改良が重ねられた結果、他のどの動物よりも種類が多様だ。しかしその祖先は野生のオオカミで、おそらくモンゴルやネパール周辺で、狩りをする人間の集団によって次第に飼いならされ、人間と行動を共にするようになったとみられている。

    イヌの起源は中央アジアと 遺伝子調査 - BBCニュース
    tweakk
    tweakk 2015/10/20
    場所がどこにせよ、唯一の起源(a single origin)がありそうだというのは興味深いな。現生人類の出アフリカが1回きり200人くらいの規模だったとかいう説を思い出す。
  • イエネコ、どう世界へ広がった? 京大などDNA分析:朝日新聞デジタル

    多くの品種があるイエネコが、どのように世界に広がったのかを知るDNAの「目印」を、京都大などのグループが見つけた。英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表した。 イエネコはネズミ対策のため約1万年前に中東で家畜化され、現在は世界で約100品種に分かれたと言われる。一部のネコは航海で北米に渡ったり、仏教徒が経典を守るため東アジアに連れて行ったりしたとされるが、詳細はよくわかっていない。 研究グループは、哺乳類のDNAの中に、進化の過程でウイルスから取り込まれた部分が約1割含まれていることに着目。イエネコのDNA中にあるウイルス由来の5カ所を「目印」に特定した。日の三毛、中東のペルシャなど19品種で「目印」の有無を調べたところ、欧米のネコは半数で見つかったが、中東を除くアジアのネコは4%にとどまった。中東から東西に広がる際、西に移動したネコのDNAにウイルスが取り込まれたことを裏

    イエネコ、どう世界へ広がった? 京大などDNA分析:朝日新聞デジタル
  • お知らせ : 京都新聞

    File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

  • ニホンオオカミ、固有種ではない 岐阜大が遺伝子解析:朝日新聞デジタル

    絶滅したニホンオオカミは日の固有種ではなく、現在も世界に広く生息しているオオカミに属する亜種であるとする遺伝子解析結果を、岐阜大の石黒直隆教授と松村秀一教授らのチームがまとめた。骨の形の特徴から、ほかのオオカミとは別種とする説があったが、否定されたとしている。9日に日獣医学会で発表する。 研究チームは州や九州、四国に生息していたニホンオオカミ6頭の骨から、細胞に含まれるミトコンドリアのDNAを採取。北米や欧州にいる57頭のオオカミのDNAなどと比較した。オオカミは現在、ハイイロオオカミ1種だけが生息しているとされている。 解析の結果、ニホンオオカミは、ハイイロオオカミと同じ種であることがわかったという。12万~13万年前に枝分かれした亜種とみられる。朝鮮半島と陸続きだった時代に渡ってきたと考えられるとしている。 チームはこれまでもミトコンド… こちらは有料会員限定記事です。有料会員に

    ニホンオオカミ、固有種ではない 岐阜大が遺伝子解析:朝日新聞デジタル
  • シマウマが「しま模様」になった謎を解明か、米研究

    フランス東部ミュルーズ(Mulhouse)の動物園のシマウマ(2013年9月23日撮影)。(c)AFP/SEBASTIEN BOZON 【4月2日 AFP】シマウマのしま模様は、ツェツェバエなどの吸血バエを寄せ付けないためにあるとする、生物学者の間で140年にわたり繰り広げられてきた論争に決着をつけることを新たに目指した研究論文が1日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。 1870年代以降、進化論をそれぞれ提唱した英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)とアルフレッド・ラッセル・ウォレス(Alfred Russel Wallace)が火付け役となって発生した議論の中で、科学者らはシマウマがトレードマークのしま模様をどのようにして持つに至ったかをめぐる論争を続けてきた。 しま模様はカモフラージュのた

    シマウマが「しま模様」になった謎を解明か、米研究
    tweakk
    tweakk 2014/04/02
  • オオカミは犬の祖先ではないと判明! ゲノム解析で新事実続々 - IRORIO(イロリオ)

    犬といえば、長い間人類とともに過ごしてきた親友だ。そんな犬の始まりをゲノム解析によって探ったレポートが、専門誌『PLOS Genetics』に発表された。遺伝子研究には縁のない人にも、犬好きなら思わず興味をひかれるような結果が書かれていたので皆さんにご紹介したい。 新事実その1)犬と人間が共に暮らすようになったのは、1万1000~1万6000年も昔 これは人間が農耕を始める前のこと。犬と人間が一緒に暮らすようになった当初、人間は狩猟文化だったのだ。犬と人間が暮らし始めた時期については、「人間は狩猟をしていた」派と「農耕をしていたはずだ」派に専門家の意見も分かれていた。犬の持つでんぷんを消化する酵素であるアミラーゼをコードする遺伝子(AMY2B)は、人間と暮らし始めたときには、農耕が行われていた証拠だと思われていたのだ。ちなみにディンゴやハスキーにこの遺伝子はない。 新事実その2)当時人間と

    オオカミは犬の祖先ではないと判明! ゲノム解析で新事実続々 - IRORIO(イロリオ)
  • 朝日新聞デジタル:実験用マウス、祖先は江戸時代のペット 遺伝研が解明 - テック&サイエンス

    産マウスゲノムのはるかな旅路  【瀬川茂子】実験動物として、世界の医学の進歩に貢献しているマウス。それらは、江戸時代に日でペットとして飼われていたマウスの子孫であることを、国立遺伝学研究所の城石俊彦教授らが理化学研究所との共同によるゲノム解析で突き止めた。米国の科学誌に論文を発表した。  実験で使われるマウスは、病気のなりやすさなどに違いがでないように、近親交配を20世代ほど繰り返して遺伝的な差がほとんどないように改良されている。欧州でペットとして飼育されていたマウスが米国に運ばれ、1900年初頭以降、米ハーバード大などで作られてきた。  城石教授らは、日産マウスをもとにつくったJF1と呼ばれるマウスと、世界で広く使われ、基準になっているマウスの全ゲノムを比較した。その結果、基準マウスのゲノムの1割がJF1と一致。基準マウスはJF1と同じ祖先に由来していることがわかった。 続きを読

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