2012年7月11日 ありふれた朝の光景と、そこに同居する大津波の傷 ここ最近の魚市場は、魚の量が少なく、いくぶん寂しい感じがします。 それでも、タイ、カレイ、アナゴ、スズキ、シャコエビなど、さまざまな魚が揚がっています。 魚屋さんが、1つ1つ箱をのぞきこみ、値踏みをしていました。 放射線の問題があって、いくらか補償も出るので、漁を休む船が増えています。 水産加工場は、せっかく震災から復活しても、原料が確保できないので大変そうです。 7月に入っても、朝の空気は冷やっとしています。 北上川の河口に架かる、日和大橋のてっぺんから、街の方を眺めてみました。 河口近くの、以前、家や工場があった所は、草が伸びて朝露に湿っています。 7時~8時台は、通勤や通学の人が行き交うので、 静かな町も、いっとき賑やかになります。 高校生が大ぜい、列車から降りてきました。 日本製紙の工場は、夜