エリア51に近い辺境の町が、基地への「急襲」計画に危機感を募らせている/David Becker/Getty Images (CNN) 宇宙人説が飛び交う米ネバダ州の「エリア51」を急襲しようと呼びかけて9月20日に企画されたイベント。フェイスブックで数十万人が参加を表明したことに、地元が危機感を強めている。 同州リンカーン郡のケリー・リー保安官はCNNの取材に対し、「これほど注目を集めるなんて信じ難い。これほどの規模には対応できない」と話した。 エリア51と呼ばれる空軍基地から最も近いのは、ネバダ州の砂漠地帯にある辺境の町レイチェル。人口は54人。周辺にはゴーストタウンと砂漠しかない。市内の事業所は4件のみで、宿泊や食事ができるのは「Little A’Le’Inn」の1件のみ。 客室数は14室で、9月20日は既に予約が埋まっているという。残る参加者はキャンプ場で野営するしかない。 さらに