東日本大震災から4年を目前にした3月8日、大津波で児童74人と教職員10人が亡くなった宮城県石巻市立大川小学校の被災校舎をめぐって、保存か解体かを決める地元住民による初めての話し合いが行われ、アンケート投票の結果、保存を求める意見が最も多くなりました。 住民の意向確認を行ったのは、大川小の学区にあたる5地域の復興協議会が参画する大川地区復興協議会です。同協議会では、大川小周辺を追悼するための祈念公園として整備することを検討しています。8日は全体説明会を開き、その復興計画案の中で被災校舎をどう扱うか、また、現在他校に間借りしている大川小を新築するか統合するかなどを話し合いました。