今年のノーベル物理学賞を「日本人の研究者」3人が受賞した、と報じている。 テレビや新聞では相変わらずの 「日本人が!」 「日本人としての受賞が!!」 と、長々と嬉々とした番組編成が行われている。 もちろん喜ばしいことだし、素晴らしいニュース。 この放送で良いと思うし、全て悪いとも思わないのだが、以前、錦織圭選手のアメリカでの快挙の時に書いたブログと同じ内容をもう一度ここで書きたいと思う(「錦織選手報道に感じる違和感」)。 3人の受賞者のうちの一人。中村修二博士。 彼は日本のメディアが「日本人としての受賞で!」と騒ぎ立てている中、平然と一人、アメリカはカリフォルニアで淡々とインタビューに答えている。もちろん、英語で。 中村裁判。 青色発光ダイオード裁判。 2001年、日本でも当時少し話題になった裁判だ。本当に大きく話題になったのは2002年9月の事であり、このニュースが伝えられた時、多くの日