タクシー運転手に暴行を加えた疑いで現行犯逮捕された元サッカー日本代表MFの前園真聖氏(39)が、教え子に謝罪行脚する。日本サッカー協会の「JFAこころのプロジェクト」の手嶋秀人推進室長(61)が15日、都内で会見。同プロジェクトの「夢先生」として小学生を指導してきた前園氏に対し「夢先生の活動を無期限停止にする。過去に指導した子供たちには直接陳謝させたい。交通費などは自腹で」と話した。夢先生は07年4月に開始。約700人のアスリートが、子供たちに約2200回の授業を実施している。第1回の授業で夢先生を務めたのが前園氏だった。前園氏は17~19日にかけて米シカゴ、サンディエゴの日本人学校で指導する予定だったことも判明。事件発生で代役を立てられた。手嶋室長は「自覚を持ってほしかった。前日電話で話し『子供たちに陳謝の機会を与えてもらいありがとうございます』と言われた」と明かした。