腸管出血性大腸菌O(オー)157の食中毒が北海道で相次ぎ、17日までに、100人以上が発症、6人が死亡した。ほとんどは札幌市など道内9カ所の高齢者施設のお年寄りだが、札幌市内では4歳の女児も死亡した。 原因は、札幌市の食品会社が製造した白菜の浅漬け。札幌市保健所は原料を十分に消毒していなかった可能性を指摘している。野菜が原因の食中毒は、肉や魚介類に比べて少ないものの、過去にも起きている。 浅漬けは製造時に加熱処理をしないうえ、ぬか漬けやキムチと違って発酵もしないため、菌が死滅せず、より注意が必要という。 関連リンク漬物製造の40社立ち入りへ O157中毒で札幌保健所(8/17)死亡4歳児も浅漬け食べる 北海道のO157集団感染(8/16)〈MY TOWN北海道〉O157集団感染 白菜浅漬け9施設で提供(8/15)O157で2人死亡、原因は「白菜きりづけ」 札幌(8/14)O157感染、