高エネルギー加速器研究機構(鈴木厚人機構長)は14日、茨城県つくば市にある大型加速器「KEKB」(1周約3キロ)を改修するため取り外して保管していた銅線のコイル約190個(約30万円相当)が盗まれたと発表した。コイルは放射線を浴びており、自らも放射線を発するが、1メートル離れた場所での被ばく量は1個当たり最大でも自然界の20分の1程度で、健康への影響はないという。 高エネ研によると、盗まれたコイルは1個当たりの直径が約30センチ、高さ約5センチで重さは約4・6キロ。構内の施設に保管していた13日深夜から14日正午にかけて盗まれ、外部から侵入した形跡があった。
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