第8回文化庁映画週間のシンポジウム「-MOVIE CAMPUS-」が2011年10月28日六本木ヒルズで行われ、その模様がニコニコ生放送で中継された。「今、日本のアニメーション映画の未来を考える」と題された第一部では、アニメの制作体制や海外展開、人材育成などをテーマにディスカッションが行われ、フランスのシルヴァン・ショメ監督の最新作『イリュージョニスト』にアニメーターとして参加した鈴木亜矢氏は海外のアニメーターの窮状を語った。 鈴木氏によると、現在海外では3Dアニメの仕事は多くある一方、手描きのアニメはかなり少ないという。自身が参加した『イリュージョニスト』でも、その時点で他に手描きのアニメの作品がほとんどなかったため、スタッフには参加するまで手描きアニメから3Dアニメやイラストの仕事に移っていたという人が多く、なかにはバスの運転手をしていた人もいたという。そのような環境にあるため、海外の
必要なのは、ニコニコから削除されるアニメのDVDが売れなかったという事実。 アニメはDVDが売れない限り儲けが出ない。逆に、テレビ放送するためには製作者が金を払わなきゃいけない。アニメの予算の使われ方はこのようになっている。 アニメ制作に関する資金の流れ/(経済産業省) http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf スポンサー ↓ 5000万円 ├───→1000万 広告代理店 ↓ 4000万円 ├───→2000万 放送局(キー局) ↓ 2000万円 ├───→1200万 放送局(地方局) ↓ 800万円 ├───→数百万 元請けプロダクション ※実際の制作費は1000〜1300万 ↓ 下請け ├───→数百万 下請けプロダクション ├──
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