【東日本大震災】アリーナに出現「即席学校」 避難した町＋（1/2ページ） - MSN産経ニュースクリックして拡大する眠れない夜を過ごす避難者のため、さいたま市の岩槻商業高校の野球部員らが手作りの枕１１１個を贈った。ほこりや糸くずをていねいに除けば完成、枕には被災者たちへのメッセージが書かれている＝２７日午後、さいたまスーパーアリーナ（三尾郁恵撮影） 「Ａｒｅ ｙｏｕ ｒｅａｄｙ？（準備はできた？）」。女性ボランティアが尋ねると、急ごしらえの“教室”のあちこちから「Ｎｏｔ ｙｅｔ！（まだ！）」と、子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきた。 福島県双葉町が町役場機能ごと移転してから２８日で１０日目を迎える。移転先となったさいたまスーパーアリーナ（さいたま市）には、元教師や塾講師らボランティアが勉強を教える“学校”も登場。勉強に励む子供たちの姿が、長引く避難生活に活気を与えている。 学習支援プロジェクト「みんなの学校」が立ち上げられたのは２１日。ＮＰＯ法人「教育支援協会」で活動する山田幸枝さんら
