学校法人「幸福の科学学園」が来春、大学開学をめざしていたが、文部科学省は「不認可」の判断を示した。なぜだめだったのか。 千葉県長生村。九十九里浜沿いにある「幸福の科学大」のキャンパス予定地では、校舎や体育館などが8割方完成していた。学園によると、計画では「人間幸福」「経営成功」「未来産業」の3学部を設置し、定員は1学年計260人。 必修科目の一つが「創立者の精神を学ぶ」。国内外で信者1200万人を抱える宗教法人「幸福の科学」の総裁で学園創立者の大川隆法氏の著書の一部を参考書籍に使うとしている。その著書には「あの世の霊存在の言葉を語り下ろした」(幸福の科学)という「霊言」についての記述がある。生きている人の言葉を指す「守護霊霊言」を含め、霊言集は数百事例が出版されている。栃木、滋賀両県には同学園の中高一貫校があり、教員によっては「宗教」の授業で霊言を紹介することがあるという。 だが、文科省の
「侘(わ)び茶」の大成者と言われる、伝説の茶聖・千利休。彼が創始した茶の湯の作法に、キリスト教の影響が色濃く投影されているとの説があるのをご存じだろうか。その可能性は? ■「濃茶」ミサ儀式に酷似/史料ない「偶然の一致」 千利休は1522年、現在の大阪府堺で魚問屋や倉庫業などを営む田中与兵衛の…
建て替えられる儺追殿。左手が東回廊、その後ろに見えるのが本殿の屋根=愛知県稲沢市国府宮1丁目神男に触れようと、もみあう男たち=2012年2月4日午後、愛知県稲沢市、福留庸友撮影 【佐藤雄二】「はだか祭」で有名な愛知県稲沢市の尾張大国霊(おおくにたま)神社(国府宮〈こうのみや〉)が、祭りの中心舞台となる「儺追殿(なおいでん)」を50年ぶりに建て替える。本殿の改修に先立ち、2月の祭り終了後に着工する。 儺追殿は1962年に完成した約350平方メートルの木造平屋。祭りの主役の神男(しんおとこ)が、祭り当日までの三日三晩、参籠(さんろう=おこもり)する場所だ。64畳の大広間は大勢の参拝者で埋まる。祭り本番、神男が男たちにもみくちゃにされながら目指すのも儺追殿だ。 「銅板でふいた屋根が傷み、雨漏りがするようになった。耐震補強もしなければならない。参拝者が増えて手狭にもなってきた」と社務所は説明
発明家ドクター・中松氏(81)が9日までに、インドでチベット仏教最大宗派「ゲルク派」トップから「金剛大阿闍梨(あじゃり)」の位を授与されたことが分かった。同氏によると、チベット仏教指導者として最高ランクという。世界的な知名度などが評価され、いきなり“特別選任”された模様。同氏は「平成の弘法大師になる」と宣言。近々、都内に「中松寺(ちゅうしょうじ)」を設立し、創造や頭脳に御利益があるパワースポットにしたいという。 中松氏によると、同氏は現地時間8日午前、インド・デリーの寺院で、チベット仏教ゲルク派のトップ(教主)である第102代ガンデン・ティパから「金剛大阿闍梨」に認定された。ティパから「『活仏(かつぶつ)』として仏教を日本に広めてほしい。そのため仏教界の最高位を授けます」という趣旨のことを言われたという。 同氏によると、金剛大阿闍梨とはチベット仏教の指導者として最高ランクの位。ゲルク派側か
18日に公示される衆院選で、全小選挙区と比例ブロックに候補者擁立を表明していた幸福実現党は13日午後、「民主党政権の実現を阻止するため、保守勢力と選挙協力できる所には推薦を出し、立候補しない」との方針を表明した。 記者会見した饗庭直道・広報本部長は「この数日間、自民党の大敗と民主党の政権実現を阻止するために、あえて身を引くという方針を選択しの一つとして検討してきた」と説明。そのうえで、「このまま全国300小選挙区への候補者擁立を維持し、保守票が割れれば、結果として民主党を利し、民主党政権を誕生させてしまう」とし、自民党など保守勢力に「推薦」を出した場合には、小選挙区への立候補を取りやめる考えを示した。 選挙協力ができるのは「最大で40〜50」としている。 民主党政権阻止を掲げる理由として「国防上の政策があいまいで、ばらまき政策で将来、国民に余計な負担がのしかかる恐れがある」としている
臓器移植法の改正論議をめぐり、日本宗教連盟(岡野聖法理事長)は8日、参院議員会館で開かれた勉強会で、「臓器移植の場合にのみ脳死を人の死と規定すべきだ」として、現行法を支持する姿勢を表明した。 衆院で可決されたA案について、「脳死を人の死」を前提にしている点や、本人意思がなくても臓器を摘出できると規定している点に強く反発している。「議論の進め方が性急過ぎる」として、第2次脳死臨調を設置して議論を深めるよう求めた。 浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、天台宗、日蓮宗、立正佼正会、大本、日本キリスト教協議会の代表者らが出席した。脳死を人の死とすることに対し、「社会的な合意が得られていない」という点で一致している。小児の脳死については、厳格な判定基準の導入や、虐待された子を対象としないためのシステムづくりを求めた。
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