麻生副総理兼財務大臣は、派閥の研修会で「いくら動機が正しくとも、ヒトラーは、だめだ」などと述べたことについて、30日、「ヒトラーを例示としてあげたことは不適切であり撤回したい」とするコメントを発表し、発言を撤回しました。 これについて、麻生副総理は30日、コメントを発表し、「私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ。政治家にとって結果を出すことが、すべてであるということを申し上げたかったもので、この点を強調する趣旨で、悪しき政治家の例としてヒトラーを挙げた。ヒトラーは動機においても誤っていたことは明らかだ」と釈明しました。 そのうえで、麻生氏は「ヒトラーを例示としてあげたことは不適切であり撤回したい」として、発言を撤回しました。