NTT東日本と西日本は30日、電話回線を使ったインターネット接続の「フレッツADSL」を原則、2023年1月に終了すると発表した。「フレッツISDN」も18年11月で新規受け付けを終える。 両サービスはともに00年開始。契約数は、ADSLがピークの05年に568万、ISDNは01年には130万あった。一方、光回線サービスは01年の開始で、今年9月末の契約数は2039万。ADSLの契約数はピーク時の15%、ISDNは6%まで減っており、NTT東西は光への一本化を進める考えだ。 ただ、23年時点でも光回線が整備されていない地域が残る可能性があり、そこではADSLを使えるようにする。ISDNも、企業などの利用が多いため、受け付け終了後も当面続けるという。 両社によると、電話回線を使うネット利用者の約96%は、簡単な工事で光回線に移れるとしている。ネットと固定電話の両方を光回線にすれば、月々の料金