愛知県岡崎市の学校法人青山学園(青山秋男理事長)の「やはぎみやこ幼稚園」で2月、職員が園児の手足を粘着テープで縛ったり、口をふさいだりしていたことがわかった。園は「職員の虐待行為」として保護者に謝罪。県は3月に「不適切な行為」として指導した。 青山理事長によると、この幼稚園で2月9日、女性職員が粘着テープで男児の手足を縛り、口にも粘着テープを貼った。翌日にも別の女性職員が手を粘着テープで縛ったという。いずれも、縛られた男児が、ほかの園児をたたいたりけったりすることが常態化していたことが理由だとしている。「手足を縛った時間は2、3分で、口をふさいだのは15秒程度」と説明している。 青山理事長は「一般的に虐待にあたる。子どもには本当に申しわけないことをした」と話した。園は2月18日、男児の保護者に謝罪。後日、「職員による虐待行為だった」として保護者への説明会を開いたという。 男児の母親は取材に
いじめられていた同じクラスの女子をかばった愛知県豊橋市立小学校3年の女子児童が、その翌日に同級生の男子と女子の計3人から殴るなどの暴行を受け、頭などに1週間のけがをしたと1日、同市教育委員会が発表した。 市教委によると、女子は4月以降、同級生から悪口を言われたり、体育の授業中に砂をかけられたりしていた。6月2日には放課後の児童クラブの場でも何らかの嫌がらせを受けた。このため、女子児童が同級生に「いじめるなら私を代わりにいじめて」などと発言したという。 ところが、これを知った3人は翌3日、5時限目が終わった後の教室で、女子児童に跳び蹴りをしたり、腹部を殴ったりした。その際、3人は「いじめてもいいんだな」などと言っていたという。次の授業のため教室に来たクラス担任の男性教諭(23)が見つけ、暴行をやめさせた。
米国のモトクロスレース3クラスで優勝し、持ち帰ったトロフィーと下田丈君=鈴鹿市役所 【佐野登】三重県鈴鹿市立牧田小学校5年下田丈(じょう)君(10)=同市平田1丁目=が、4月に米国で開催された国際的なモトクロスレースの3クラスで、念願の初優勝を果たした。141センチの自分の背丈より大きなトロフィー3本を持ち帰り「うれしいけれど、全米アマチュアモトクロス選手権で勝つのが目標」と、次のレースに意欲を燃やす。 優勝したレースは、ネバダ州で4月8〜13日にあった「ワールドミニグランプリ」。4歳から出場でき、50〜150ccの排気量と年齢などでクラス分けされ、米国はじめヨーロッパなどから約1300人が出場した。下田君は65cc、85ccの5クラスに出場して3クラスを制覇し、米国のサイトでも紹介された。あとの2クラスは2位と4位だった。 同行した父・陽一さん(38)によると、レースは1・5キロの
離婚協議中の妻と暮らしている長女(7)を無理やり連れ去ったとして、岐阜県警は2日、父親の不動産会社役員勝幸光容疑者(39)=岐阜県瑞浪市西小田町6丁目=と勝容疑者の母の無職節子容疑者(65)=同県恵那市明智町吉良見=、2人の知人夫婦の4人を未成年者略取の疑いで逮捕し、発表した。4人とも容疑を認めているという。 岐阜北署によると、4人は1日午後3時55分ごろ、岐阜市内の路上で、遊んでいた小学2年の勝容疑者の長女を無理やり軽乗用車に乗せ、約50キロ離れた瑞浪市内の勝容疑者の会社駐車場まで約2時間50分にわたり連れ去った疑いがある。勝容疑者が長女を抱きかかえて車に乗せたという。 通報を受けた警察官らが立ち回り先を警戒。勝容疑者の会社駐車場に現れた4人と一緒にいた長女を保護した。長女にけがはなかった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(
名古屋市は1日、同市名東区猪子石原(いのこいしはら)1丁目の公園で遊具が壊れ、遊んでいた同市内の小学5年生の女児2人がけがをしたと発表した。女児らは頭を打つなどしたが、いずれも軽傷だった。同じ遊具は市内に73カ所あり、市は安全が確認されるまで使用を停止すると決めた。 事故があったのはターザンロープと呼ばれる遊具で、ワイヤに取り付けられた滑車付きのロープにぶら下がって遊ぶ。同日午後、女児2人が遊んでいたところ、突然ワイヤが切れ、地面に落ちたという。遊具は2001年に設置され、月に1回、市の職員らが目視で点検していた。
インターネットで知り合った相手に全裸の男児の画像を送信したとして、宮城県警は21日、愛知県豊橋市大清水町大清水の保育士、仲井丈太容疑者(29)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。 仙台東署によると、仲井容疑者は昨年9月3日ごろ、インターネット上で知り合った京都市内の男性(48)に、小学校低学年の男児の全裸の画像をサンプルとしてメール送信した疑いがある。調べに対し、「同じ趣味を持つ人に渡していた。売って小遣い稼ぎをしていた」と話しているという。同署は画像の入手経路などを調べる方針。
7日午前10時50分ごろ、三重県大紀町滝原のごみ集積場で、生後間もない女児の遺体を民間のごみ収集業者の男性作業員(53)が見つけ、町健康福祉課を通じて同県警大台署に通報した。同署が死体遺棄事件として調べている。 県警によると、女児にはへその緒があり、死後約1週間とみられる。衣服や身元を示すものは身につけていなかった。遺体は半透明のポリ袋に入れて遺棄されていたが、男性作業員がごみ収集車にポリ袋を入れた後、女児の遺体が収集車のかきこみ部分から落ちてきたという。県警は8日、司法解剖して死因などを詳しく調べる。
●柵乗り越え?7歳児水死 【103カ所 夏控え「注意を」】 豊橋市老津町の農業用ため池「嵩山(すやま)池」で10日、市立富士見小学校2年の男児(7)がおぼれて亡くなった事故があった。これを受けて、池を管理する市は12日までに、市管理のすべてのため池計103カ所の緊急点検を実施した。夏場を控え、危険な水辺に立ち入らないよう、市は注意を呼びかけている。 豊橋署の調べでは、男児は10日夕、同級生(7)とその弟(3)と一緒に池の水辺で遊んでいて、おぼれたらしい。男児が水深50センチの浅瀬に横たわっているのを、近くにいた男性(38)が助け上げたが、まもなく死亡が確認された。 市農地整備課によると、嵩山池はナゴヤドーム2・5個分の広さにあたる約12万平方メートルあり、周囲に高さ1・2メートルの木製の柵が巡らせてある。だが、男児らは柵を越えて水辺に入ったとみられる。 点検は市職員8人が巡回し、
三重県鈴鹿市で暮らすペルー人の6人家族に対し、名古屋入国管理局が3人の在留特別許可しか出さず、残り3人を強制退去処分としたことをめぐる訴訟で、名古屋地裁の増田稔裁判長は9日、「許否は家族を一体のものとして判断するのが相当だ」として、残り3人に対する退去処分を取り消す判決を言い渡した。 訴えていたのは、一家のうち、退去処分を受けた40代の両親と、日本で生まれた長女(10)の3人。 原告代理人によると、両親は1994年に偽名を使って他人の旅券で日本に入った。約2年後に未成年だった長男から三男までの3人も入国。長女は日本で生まれた。一家は98年以降、本名で在留期間更新の申請などをしたが認められず、名古屋入管は昨年、両親と長女をペルーへの強制退去処分とした。息子3人には、日本で長期間、義務教育を受けていることなどを考慮して在留特別許可を与えた。 判決は、長女がペルーで生活したことがなく、普段
最年少で合格した長谷川智也さん=15日、岐阜県各務原市、舩越写す 2010年の公認会計士試験(論文式)の合格者が15日発表された。最年少で合格した岐阜市在住の通信制高校2年長谷川智也さん(16)が記者会見し、「ものすごい量の暗記がつらかった。合格してガッツポーズして喜んだ」と、笑顔を見せた。実際に公認会計士になれるのは20歳から。 「数字が好き」だ。小学2年からそろばんを習い、中学1年の時には、財務リスクコンサルタントの父親に連れられ株主総会にも行った。決算書の読み解き方も教わり、「もうかっているかが分かって面白かった」と振り返る。 中学3年だった2年前の秋に、父親の勧めで簿記の勉強を始めた。すぐにのめり込み、1年足らずで1級に合格した。「数字を見る仕事が向いているんじゃないか」と思うようになった。 友人は全日制の高校に進んだが、公認会計士の勉強に専念したくて通信制高校を選び、ほか
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