ソーシャルゲームのサイト運営会社のディー・エヌ・エー(DeNA)とグリーは23日、未成年者の利用限度額を月額1万円にすると発表した。両社は「未成年者の適正な利用を推進するため」と説明している。グリーは26日から、DeNAは6月から導入する予定。 ソーシャルゲームはインターネット上で他人と交流しながら遊ぶ。無料で始められる一方で、ゲームを効率よく進めるための「アイテム」を買うお金がかかり、未成年者らに10万円を超すような高額請求が相次ぐなど社会問題になっていた。 毎月の利用限度額は、DeNAは18歳未満が1万円、15歳以下が5千円。グリーは20歳未満が1万円、15歳以下が5千円とする。 両社を含めたソーシャルゲームサイトの運営会社6社でつくる連絡協議会がこの日会合を開き、利用限度額をもうけるなどの利用環境の向上を図ることで合意した。 関連記事〈CNET Japan〉グリー、未成年の利用