ハフポスト日本版 編集長, HuffPost Japan EIC yuriko.izutani@huffpost.jp Twitter:@IzutaniYuriko
東京・銀座のママと客の関係は、「不倫」ではなく「枕営業」である。東京地裁が出したこんな判決が波紋を呼んでいる。クラブで結ばれた男と女、それは不倫なのか、営業なのか? 線引きできるものなのか? ママと男性客の社長が約7年間、繰り返し肉体関係をもったとして、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」とママに慰謝料400万円を求めた裁判。始関正光裁判官が昨年4月に出した判決はこうだ。 対価を得て大人の関係を持つのと同様に、ママは商売として応じたに過ぎない。だから、結婚生活の平和は害しておらず、妻が不快に感じても不法行為にならない。枕営業をする者が少なからずいることは「公知の事実」で、客が払う飲食代には枕営業の対価が間接的に含まれる。 こうして、「不倫だ」との妻の… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけま
印刷 米国の人気コメディー映画「ハングオーバー」の最新作に、偽の「ルイ・ヴィトン」を本物のように登場させているとして、仏ルイ・ヴィトン社が米映画大手ワーナーブラザーズを提訴した。商標権を侵害されたとし、問題の場面を含んだままの映画配給の差し止めや損害賠償を求めている。 映画は「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」(邦題)。日本を含む世界で今年公開された。 訴状によると、空港の場面で登場人物が、椅子に置いた旅行バッグを動かした友人に「気をつけてよ。ルイ・ヴィトンだぜ」と傷つけないよう注意した。社名の「L」と「V」などを組み合わせたヴィトンの「モノグラム」のデザインのように見えるものの、ヴィトン社は、このバッグは本物ではなく、偽物の生産が問題化したメーカーの製品だとしている。 ヴィトン社は「一般の人に偽物を本物だと信じさせ、ヴィトンがこれを認めたと思わせる混乱を招きか
イタリア下院は13日夜、裁判期間と時効を短縮させることを柱とする「司法改革法案」を賛成多数で可決した。贈収賄や児童買春事件の裁判を抱えるベルルスコーニ首相にとって、有利に働く与党主導の「お手盛り法」の一つ。 与党が圧倒的多数の上院も近く可決が濃厚。ただ、ナポリターノ大統領が署名を拒否すれば施行されない。憲法裁判所が違憲判決を出す可能性もある。 下院で可決した法案は、三審制のイタリアで、それぞれの結審までの期限を設け、それを超すと裁判自体が消滅する仕組みを導入。法廷戦術を駆使して裁判を引き延ばせば、実質的に罪に問われないことになる。時効も一部短縮。経済犯罪も、下級審で結審せずに3年以上経過した場合裁判が消滅するとした。 テロやマフィアがからむ社会的重罪を除き、原則すべての裁判を対象としている。このため施行以前に始まっている裁判にも適用されて、首相の収賄事件などは対象になるとみられている
男児の唐辛子窒息死、母親に懲役4年6カ月判決 岡山2009年1月9日14時47分印刷ソーシャルブックマーク 岡山県倉敷市で07年1月、4歳の男児が七味唐辛子を口に含んだ状態で死亡した事件で、傷害致死と、別の日の暴行などの罪に問われた母親の光中美幸被告(33)の判決公判が9日、岡山地裁であり、高山光明裁判長は光中被告に懲役4年6カ月(求刑懲役7年)を言い渡した。光中被告は、傷害致死と暴行の罪について否認していた。 高山裁判長は「4歳児が多量の七味唐辛子を自ら口に入れたとは到底認められない」と述べ、「唯一の可能性は被告人が入れたということが認定できる」とした。一方、検察側の主張した継続的な虐待は認めなかった。 検察側は、光中被告が同市内の自宅で次男翔(かける)ちゃんに七味唐辛子をのませ、窒息死させたなどと主張。3人の医師の証言などから「4歳児が多量の七味唐辛子を自らのむとは常識的に考えられない
「家賃滞納でドア施錠」は違法 福岡地裁「占有権侵害」2008年12月25日22時35分印刷ソーシャルブックマーク 賃貸アパートの家賃を滞納したことから部屋のドアをロックされ退去を迫られたのは違法だとして、東京都の男性が、家主に慰謝料など110万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、福岡地裁であった。前沢達朗裁判官は賠償請求は棄却したものの、補助参加人として訴訟に加わった家賃保証会社(東京)がドアをロックした行為については、「男性の占有権を侵害し、不法行為にあたる」として違法と判断した。 家賃保証会社が絡むトラブルは最近目立ち始めており、今月5日には、違法な手段で退去を迫られたとして大阪府や兵庫県の入居者4人が慰謝料などを求めて大阪簡裁に一括提訴。福岡でも司法書士らが電話相談会を開くなど、被害回復を目指す動きが活発化している。 判決によると、男性は05年5月から、福岡市南区のアパートを借り
「ヌード撮影受ける」と書き込み 元派遣社員が上司提訴2008年12月16日8時49分印刷ソーシャルブックマーク 嫌がらせをしていたのは、派遣先企業の男性上司(41)だった――。勝手に名前を使われ、インターネットの投稿サイトにヌード撮影に応じるかのような書き込みをされた元派遣社員の女性が、投稿者はこの男性だったことを突き止め、男性と派遣先企業に750万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことが15日わかった。 提訴は11月末。訴状などによると、女性は三菱電機システムサービス(東京)の名古屋市内の事業所に派遣されていた。3月、仕事上の相談を男性とは別の上司にしたところ、男性は一方的に態度を急変させ、女性を無視するようになったという。 女性が職場責任者に相談した数日後、男性は投稿サイトに女性の名をかたって、携帯電話番号と「ヌード撮影全般お受けします」との文言を書き込んだ。女性のもとに、
藤久だってTOKYUだ 東急の使用差し止め請求を棄却2008年10月1日9時25分印刷ソーシャルブックマーク 「TOKYU」といえば「東急」。他社の営業使用は混同するから認められない――。東京急行電鉄(東京都渋谷区)がこう主張して、宮城県石巻市の建設会社「藤久(とうきゅう)建設」に英語表記の使用の差し止めを求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、東急側の請求を棄却した。 大鷹一郎裁判長は、広辞苑をひもといて、「とうきゅう」と同じ読みに「冬宮(ロシアの宮殿)」「等級」「投球」などがあると列挙。さらに、大分市には「東九興産」があり、盛岡市には「とうきゅう商事」がある――などと指摘して、「『とうきゅう』という呼び方で思い起こされるのは『東急』だけ」という東急側の主張を退けた。 資本金約1200億円の大企業から突然、訴えを起こされた「藤久」の社員は「うちは石巻周辺でしかやってない、10人ぐらいしかい
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