米ロサンゼルスで2日開かれたアカデミー賞授賞式の際、司会者によるツイッターが原因となって、ツイッターが一時的に使用不能になるトラブルがあった。主催する米映画芸術科学アカデミーはツイッターで謝罪した。 司会のエレン・デジェネレスは授賞式で、そばにいた俳優らに呼びかけて、スマートフォンで自分を含む集合写真を撮った。写真には、メリル・ストリープやジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッドリー・クーパーら豪華な顔ぶれが収まった。 デジェネレスがこの「自分撮り」写真をツイートしたところ、同夜だけでリツイートが200万以上に。記録的なリツイートとなった結果、ツイッター全体がダウンしてしまった。ツイッター社によると、今回のリツイート数は、2012年にオバマ米大統領の再選が決まった時を上回ったという。(ロサンゼルス=藤えりか)
米ビバリーヒルズで今月13日、ゴールデングローブ賞授賞式に出席したレオナルド・ディカプリオ氏=AP 【ロサンゼルス=藤えりか】米俳優レオナルド・ディカプリオ氏(38)が、俳優活動をしばらく休止する考えを明らかにした。「2年間で3本の映画に出て、くたくたに疲れ切った」としており、かねて力を入れている環境保護活動に専念するという。独大衆紙ビルトの米ビバリーヒルズでのインタビューに答えた。 18日の同紙電子版によると、ディカプリオ氏は「長い長い休養をとるつもりだ」と話したうえで「世界をよくしたい。環境によいことをするため世界を飛び回る」と語った。 同氏は10代から映画・テレビドラマ出演を重ね、「タイタニック」(1997年)で世界的スターに。一方で米アカデミー賞はノミネートされても受賞を逃したり、ノミネートすらされなかったりが続いた。最近ではタランティーノ監督「ジャンゴ 繋がれざる者」(日本
関連トピックスマイクロソフト「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」を撮影中のジョージ・ルーカス氏(ルーカス・フィルム社提供)=AP 【ロサンゼルス=藤えりか】米国の映画監督、ジョージ・ルーカス氏(68)は、人気SFシリーズ「スター・ウォーズ」などを制作したルーカス・フィルム社の売却益40億5千万ドル(約3245億円)の大半を教育の慈善事業に寄付する、と発表した。寄付が盛んな米映画界でも、一度の寄付としては相当な巨額となる。 創業者で100%株主のルーカス氏は同社の売却について、米ディズニー社とすでに合意している。ルーカス氏は「これまで時間とお金を41年間会社につぎ込んできたが、人生の新たな章においてはそれを慈善事業に費やすことをうれしく思う」とのコメントを出した。 ルーカス氏は2010年、米投資家ウォーレン・バフェット氏と米マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏が始めたキ
トニー・スコット監督=ロイター 米映画「トップガン」「クリムゾン・タイド」などで知られる英国出身のトニー・スコット監督(68)が19日、米ロサンゼルス港近くの橋の下で転落死しているのが見つかった。米紙ロサンゼルス・タイムズによると、橋のフェンスによじのぼって飛び降りる様子が複数目撃されている。事務所から遺書も見つかったといい、自殺した可能性が高い。 「ビバリーヒルズ・コップ2」や「エネミー・オブ・アメリカ」「スパイ・ゲーム」「アンストッパブル」など、スピード感やサスペンスに満ちたアクション映画で定評がある。最近では、兄の巨匠リドリー・スコット監督やフジテレビと、東日本大震災1年をテーマにした11月公開のドキュメンタリーを制作していた。(ロサンゼルス=藤えりか)
印刷 創設された犬版オスカー「金の首輪賞」を受賞したアギー。映画「アーティスト」に出演した=13日、ロサンゼルス、藤えりか撮影犬版オスカー「金の首輪賞」を映画部門で受賞後、育ての親の訓練士、オマールさんからキスされるアギー=13日、ロサンゼルス、藤えりか撮影 米国で今年創設された犬版オスカー「金の首輪賞」授賞式が13日、ロサンゼルスであった。映画部門では、米アカデミー作品賞の候補にも挙がっている白黒の無声映画「アーティスト」で熱演したテリアのアギーが初の栄冠に輝いた。 犬が活躍する映画が増えていることから、犬の情報サイトが創設。アギーは劇中で演じた「死んだふり」や二本足でのステップを授賞式で披露、観客をわかせた。映画「ヒューゴの不思議な発明」のドーベルマンを候補にねじ込んだマーティン・スコセッシ監督はビデオメッセージを寄せたが、結局敗れた。 外国語映画部門では、昨年8月放送の日本テレ
印刷 関連トピックスアカデミー賞カンヌ国際映画祭フェイスブック15日、米ゴールデングローブ賞のコメディー・ミュージカル部門作品賞に輝いた「アーティスト」に出演し、トロフィーにお手をするアギー=ロイター 米ゴールデングローブ賞で3冠に輝いた白黒の無声映画「アーティスト」で、主人公の愛犬を熱演した犬を24日発表の米アカデミー賞候補に加えて――そんなキャンペーンがネット上で盛り上がっている。欧米メディアは迫真の演技を称賛し、映画を見たスティーブン・スピルバーグ監督も支持していると報じている。 犬はアギーという名の9歳。作品中では、前脚で頭を隠したり後ろ脚で立ったり、死んだふりをしたりの「演技」を披露している。主人公を火災から救う場面もある。カンヌ国際映画祭では最高賞パルムドールをもじった「パルムドッグ賞」を受賞。15日のゴールデングローブ賞授賞式ではちょうネクタイ姿でレッドカーペットを歩き、
印刷 米国の人気コメディー映画「ハングオーバー」の最新作に、偽の「ルイ・ヴィトン」を本物のように登場させているとして、仏ルイ・ヴィトン社が米映画大手ワーナーブラザーズを提訴した。商標権を侵害されたとし、問題の場面を含んだままの映画配給の差し止めや損害賠償を求めている。 映画は「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」(邦題)。日本を含む世界で今年公開された。 訴状によると、空港の場面で登場人物が、椅子に置いた旅行バッグを動かした友人に「気をつけてよ。ルイ・ヴィトンだぜ」と傷つけないよう注意した。社名の「L」と「V」などを組み合わせたヴィトンの「モノグラム」のデザインのように見えるものの、ヴィトン社は、このバッグは本物ではなく、偽物の生産が問題化したメーカーの製品だとしている。 ヴィトン社は「一般の人に偽物を本物だと信じさせ、ヴィトンがこれを認めたと思わせる混乱を招きか
10周年を記念したショー「ドリームズ・アー・ユニバーサル」に参加するマスコットたち=28日午後、大阪市此花区のUSJ、小玉重隆撮影10周年を機に作られた、セサミストリートの仲間で、USJのオリジナルキャラクター「モッピー」 映画を題材にした大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が3月末で10周年を迎える。市の第三セクターによる経営で開業当初は苦戦したが、米国出身の社長ら新体制になってから赤字体質を脱却、東京ディズニーリゾートに次ぐテーマパークの地位を確立した。今後はアジアなど海外客をどれだけ増やせるかが課題だ。 10周年記念の新しいショーなどが28日、先行して公開された。「パーク史上最大、最高のハッピー・サプライズ!」がテーマ。3日から約1年間、キャラクターやダンサーら総勢約100人によるミュージカル調の屋外ショー「ドリームズ・アー・ユニバーサル」や「1
加藤久仁生監督 【ロサンゼルス=堀内隆】第81回米アカデミー賞の発表・授賞式が22日夕(日本時間23日午前)、ハリウッドのコダックシアターで始まり、加藤久仁生監督「つみきのいえ」が短編アニメーション賞を受賞した。日本作品の受賞は03年に長編アニメーション賞を受賞した宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」以来。短編アニメ賞としては初めて。 「つみきのいえ」は、海面の上昇に合わせ、積み木のように次々と建て増していく家に暮らす老人の、家族との思い出を描いた12分の短編。昨年6月、アニメーションの世界で最高峰とされるフランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバルで最高賞を受賞するなど、国際的な評価が高かった。 助演女優賞には「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルスが選ばれ、脚本賞は「ミルク」が、脚色賞は「スラムドッグ$ミリオネア」が受賞した。長編アニメーション賞は「ウォーリー」が獲得した。
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