2019年に自国でのワールドカップ(W杯)開催を控える日本ラグビー協会が、南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」(SR)への参入を目指している。ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアと世界3強のプロクラブチームで構成されるリーグへ加入すれば、強化と普及は格段に進む。ほぼ日本代表でチーム編成し、海外リーグに参戦するという他競技にも類を見ない試みは実現するか。 SRは南半球3カ国の統一団体「SANZAR(サンザー)」が運営。16年度から現在の15チーム(3カ国で5チームずつ)を3増の18チーム編成とする。新参入チームはすべて南ア地区に組み込まれるが、ホーム・アンド・アウェー方式のため、8試合前後は当該国でも開催される。 すでに南アとアルゼンチンから各1チームが決定。日本は6月に意思を伝え、8月15日までにチーム編成、資金計画などを盛り込んだ報告書を出す。秋には新参入が決まる予定だ。 残り