印刷 NHKは9日の定例会見で、「出演契約における暴力団等の排除についての指針」を示した。暴力団などとの交際が疑われる出演者には報告書の提出を求めるなどして、関係があると判断した場合は、通告や確認なしに出演契約を解除できる内容だ。 指針では、対象者を出演者と出演者が所属する企業や団体と明記した。暴力団などとの関係が疑われる場合は、出演料の支払いなど契約上の義務の履行を停止するほか、番組への出演が実際に暴力団などの活動を助長すると判断された場合は、出演契約を解除することができる。 NHKは今年4月、出演者の契約書に暴力団排除条項を盛り込み、対策に乗り出している。しかし、すべての出演者が契約書を交わすわけではなく、今回の指針は契約書を交わさない出演者を念頭に策定された。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます