関連トピックスマイクロソフトフェイスブック 米マイクロソフトは25日、「企業内のフェイスブック」とも言われる米交流サイトを運営する「ヤマー」を12億ドル(約960億円)で買収すると発表した。主力の業務用ソフト「オフィス」などのソフト事業をさらに拡大するねらいがあるとみられる。 ヤマーは2008年に設立され、企業向けの交流サイトを運営。社員同士が、文書や写真、動画などを簡単に共有でき、仕事の情報交換をより円滑にし、業務効率をあげることをめざしている。社内版フェイスブックのようなサービスだ。米国内では自動車大手フォード・モーターなどが導入済みで、大企業の間でも顧客が広がっている。現在の利用者は5百万人以上にのぼるという。 マイクロソフトは昨年5月には、インターネット通話大手「スカイプ・テクノロジーズ」を85億ドル(約680億円)で買収しており、積極的な事業拡大を進めている。(ニューヨーク