KDDI(au)は25日、新しい基本ソフト(OS)を載せたスマートフォンを導入する方針を発表した。採用するOSは、米モジラの「ファイヤーフォックスOS」。いまのスマホで主流のOSに比べて、アプリの開発がしやすく、端末の価格を抑えられるのが特徴という。 現在、スマホの基本ソフトは、米グーグルの「アンドロイドOS」と米アップルの「iOS」が大半を占める。それに対し開発中のファイヤーフォックスOSは、基本情報が公開されていることから多くの技術者が参加でき、開発コストが引き下げられるという。 ファイヤーフォックスOSのスマホは、低価格端末を求める新興国などで発売される見通しで、日本ではKDDIが2年以内に販売したいとしている。NTTドコモも、韓国サムスン電子などが開発する別の次世代OSの導入を検討中だ。 関連記事au、スマートTVスティック発売へ スマホで画面操作(2/19)〈日刊工業〉KDD