子宮頸がんサバイバーで「いのちの授業」講師を務める阿南里恵さんに、お話を伺いました(前編)。 【まとめ】 ☆23歳、自分の人生がようやく回り始めたと感じた頃、転職後1カ月で子宮頸がんが判明。すぐ東京に戻るつもりで大阪の実家へ。 ☆突き付けられた「死」=「存在が忘れられるのでは」という不安と恐怖。無責任に励ます友人たち。受け入れられず、かたくなに。 ☆手術前日に逃げ出し東京へ。「手術できないほど進行していたら?」「子供が産めない人生って?」・・・母からのメールに救われて。 ※中編はこちら。後編はこちら。 ナビタスクリニック理事長の久住英二医師は、2011年から、「いのちの授業~がんを通して」のメイン講師を務めています。「いのちの授業」は、心と体が大きく成長し変化を迎える中学生を対象に、「いのち」の大切さや自分の生き方を考えてもらうきっかけづくりとして、「ロハス・メディカル」誌が主催し、大塚製