芸術競技において審査過程の公平性を確保することは重要な課題である.本論文では,審査結果に意図せざる形で偏りが存在しているか否か,存在するとしたらどの程度影響を与えているのか,という問いに対して全日本吹奏楽コンクールを事例として分析を行った.分析の結果,演奏順が後ろであればあるほど有利であるという “overall order bias” と,一つ前の演奏団体のパフォーマンスから影響を受ける “sequential order bias” が存在することが示された.
スイスにある自らのスタジオで取材に応じたW・ベルトラッキ氏と妻のヘレン氏/Vera Hartmann/13 Photo/Redux ドイツのベルトラッキ夫妻は、数十年にわたって贋作(がんさく)を描き、証拠を改ざんし、念入りに証拠を隠ぺいしてきたが、たった一つの不注意な行動により、彼らの偽造が明るみに出た。 夫のウォルフガング・ベルトラッキ氏は、絵画の偽造用の白色の絵の具に使用する亜鉛を切らしたため、代用品としてオランダのメーカーから亜鉛顔料を購入した。しかし、そのメーカーはその顔料にチタンが含まれていることを開示していなかった。 翌年、ウォルフガング氏が描いた贋作のひとつがオークションにかけられ、280万ユーロ(現在のレートで約4億円)という記録的な高額で落札された。「Red Picture with Horses」と題されたこの絵は、表現派の画家ハインリヒ・カンペンドンクの作品とされてい
文化庁のガイドラインをもとにした『アーティスト・スタッフのための契約ガイドブック』がWebで無料公開され、「素晴らしい」「勉強になる」などと話題になっています。音楽や舞台、美術や映像など、芸術分野で活動するフリーランスが安心して仕事をするために必要な、契約締結の要点を分かりやすく解説したものです。 アーティスト・スタッフのための契約ガイドブック 文化庁の「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」を元に、契約における重要なポイントをまとめたガイドブック。依頼内容や報酬などについて取り決めが不十分なまま、口約束だけでプロジェクトが進みがちな文化芸術分野の現状に鑑みて、「なぜ契約が必要なのか」から説明されています。 受注側・発注側ともに安心してプロジェクトを進められるよう、適切な契約で取引の条件を明確に 前半は契約書の読み方や、各条項の重視すべきポイントを解説。例えば業務内容の条項
澤田 涼 / Ryo Sawada @ryo_sawada カフカの【変身】について。伊集院さんの話面白い。 NHK番組で、「朝起きたらでっかい虫になってたって意味わからん」と京大の先生に尋ねたら「ドイツ語原文だと、”役に立たない害虫”のニュアンスが入った”虫”を指してて、読むときに『朝起きたら役に立たなくなっている』という 風味が入ってる」→ 2022-08-22 10:18:54 澤田 涼 / Ryo Sawada @ryo_sawada すると、急にカフカの【変身】が純粋な不条理から、「朝起きて漠然と、自分が”何の役にも立たないかも”という気持ちに襲われる日」と接点を持つ気がして、印象がグッと変わったと。 後日、その先生が伊集院さんの感想を受けて、主流の「大きな虫」の訳を「大きな虫”けら”」と工夫を凝らし訳本を出版→ 2022-08-22 10:18:55 澤田 涼 / Ryo Sa
桐沢たえ @kirisawatae 美大に行って一番最初に言われたのが「君たちが生まれるよりとっくの昔に全ての『斬新なアイディア』なんて先人アーティストが出し尽くしてる。オリジナリティや新しさにこだわるより『自分がやる』ことの必然性に価値を見出しなさい」だったんだけど、ストリウスにそう伝えてあげたい。一緒に頑張ろ… 2021-08-15 10:22:36 タロウ仮面 @faq94j ストリウスが狂った理由が分かった 自分の書いた物語が全知全能の書に全て書かれてたのか、、、 詩人としてはこれ以上ない屈辱だわ 何を作ろうとパクリなんだもん 人類とか宇宙とかそんな事より、クリエイターとしてのプライドが傷ついたんだと思う #nitiasa #仮面ライダーセイバー pic.twitter.com/HnlT4IXqPr 2021-08-15 09:26:55
ぼのぼの @masato009 これは…あまりにも凄まじい。演劇に興味がある人は問答無用で必読。そうでない人も、読んで絶対損は無い。もちろんこれは一人の人間の視点に過ぎないが、間違い無くエンタメ業界の普遍的な闇を照らしている。 note.com/uzune/n/nd3fba… 2021-04-11 20:11:20 リンク note(ノート) 演劇制作のリアルでブラックな日々①|あまのうずね|note 【第1話】演劇制作の沼にはまってしまった女 フリーで演劇制作という仕事をしています「あまのうずね」と言います。 「演劇制作」という言葉を聞いて、いったい何人の人がどんな仕事をしているか想像できるでしょう? たぶん100人いても1人もいないのではないでしょうか? グランドミュージカルや今流行りの2.5次元舞台が好きで、しょっちゅう見に行っている人でも、表舞台にいる役者や脚本・演出・音響・照明・
「”金魚電話ボックス”著作権侵害 美術作家が逆転勝訴 商店街に賠償命令・大阪高裁」というニュースがありました。水の入った電話ボックスの中を金魚が泳ぐオブジェ「金魚電話ボックス」で著作権を侵害されたとして、ずっと昔から同種の作品を作り続けていた現代美術作家の方が、オブジェを設置した奈良県大和郡山市の商店街に損害賠償などを求めていた大阪高裁の控訴審訴訟において、14日、著作権侵害を認める判決があったという話です。 判決文はこちらです(ならまち通信社というウェブサイトでこの問題をずっとフォローされている方がスキャンしてアップして下さっています)。 地裁判決の骨子としては、現代美術作家の方の「メッセージ」というオリジナル作品(タイトル画像参照)の著作物性は認められたものの、商店街バージョンの「金魚電話ボックス」とは表現上の様々な相違点があり、共通する部分である「電話ボックスに水を入れて金魚水槽にす
大西拓磨です。21歳、ニートです。 このたび、縁あって、ここで何か書いていい権利をいただき(、そこから半年が経ち)ました。 とりあえず、僕のここまでの人生をザバーと紹介して最初の記事と代えようと思います。 1999-2011 横浜で、両親の反対を押し切って生まれました。父と母が毎日のように喧嘩している間、僕はどちらの膝にも座れるのが楽しかった思い出です。 内気ながら足が速かったので小学校では男1女6で遊んでたし、うち2人に告白されました(ここで自殺しておけば...)。 これはその頃に描いた船の絵と その間取りです。 2012-2014 3分の1が東大に行く中高一貫男子校に入れさせられましたが、勉強嫌いだったのでずっと遊んでました。 雪だるまに土下座させたりとか、 ポテトで悟空作ったりして。 あとずっとパズドラやってた。無課金で属性一面+297を達成したのは僕が史上初でした(伝わらない)。
自粛要請を受けて中止した公演やライブ、スポーツ大会などに政府がなんらかの補償をして欲しいとツイッターに書いたら、「好きなことをしているんだから、文句を言うな」とさんざん攻撃されました。 普段、好きなことをしているんだから、公演が中止になったりライブが中止になっても当然じゃないか、という意見です。これは、まあ、「自業自得」とか「自己責任」とかのイメージでしょう。 普段、まったく税金を払わないで好きなことをして、自分が大変になったら補償を求める、というのなら、「お前、それはムシが良すぎるんじゃないか」という突っ込みも、まだ分かります。(本当は、この理論を認めてしまうと、「税金を払えない弱者は見殺しにしてもいい」という結論になるので、危険なのです。税金を払えない弱者も救済するのは、いつ自分がそういう状態になるか分からないからです。病気になるのか、交通事故にあうのか、失業するのか、生産者ではなくな
表現の不自由展騒動がきっかけなのか、最近「アート」に関する勘違いを頻繁に耳にする。 とりあえずポリティカルなことや特定の展覧会や人物の動向は抜きに、アートに対して人々が抱いている勘違いを淡々と正してみる。 文章が読めない人向けに繰り返すが、別に「表現の不自由展」など特定の展覧会や作品の是非について語っているわけではなく、人々が抱く「アート・芸術」に対する先入観について語っている。 自費でやれ?基本的に、人間は芸術で食っていけないという前提がある。 前史時代から近現代に至るまで、金銭や作品発表場所など、なんらかの「補助」なしで歴史に刻まれた芸術作品や芸術家はいない。 「補助」は大まかに分ければパトロン系、政府系に大別されると思う。 パトロン系バッハ、ミケランジェロ、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ…今も知られる芸術家のほとんどは貴族や王族の庇護のもとにあった。特に有名なのはメディチ家
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