参考リンク(1):「チーム・バチスタ」作者が本屋大賞を痛烈批判 書籍の売り上げ低下傾向に拍車を掛ける? J-CASTニュース 参考リンク(2):本屋好きの海堂尊(「チーム・バチスタの栄光」の作家)さんが、どうして本屋大賞は嫌いなのか。 - きまやのきまま屋 とまあ、ここまで読んでいただいて話をはじめようかと思ったのですが、J-CASTニュースの記事だけ読むと、海堂さんの真意が誤解されてしまいそうなので、 参考リンク(3):読まずに当てよう、本屋大賞。(海堂尊公式ホームページ) もぜひ御一読ください。 いやほんと、参考リンク(1)(2)の記事だけを読んだ時点では「海堂さんの嫉妬なのでは?」なんて思ったのですけど、本屋大賞ノミネートの数が突出している「本屋大賞・神7」の話を読むと、たしかにねえ……と。 ちなみに、「神7」はノミネート4回以上の、この人たち(海堂尊公式ホームページより) 8回 伊
645 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/02(月) 10:51:32.08 ID:zSppNllY 全部ラノベでいいよ あれがラノベじゃないこれがラノベじゃないって全部切り落として行ったら 領土が極小になったSFやバチカン市国みたいになるぞ 655 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/02(月) 16:59:45.81 ID:prtP2o5c [2/2] >>645 SFが冬の時代を脱したどころかいま夏の時代になってることを知らなそうだな 657 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/02(月) 17:23:59.58 ID:DQyiYzu/ [2/2] SF冬の時代、ラノベレーベルでホソボソと息をつないだ感じ。 658 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:20
良く、読書関連で揉めるフレーズに、「ラノベ2冊読むくらいだったらラノベ1冊とまともな小説1冊読んだ方がいい」というのがあります。これは自分も真実だと思います。と、同時に、「まともな小説2冊読むくらいだったらラノベ1冊とまともな小説1冊読んだ方がいい」とも。要は知見の多様性です。まともな小説ばっかり読んでるとバカになるぞ!!! と、いう訳で、全く個人的な趣味で、この夏読んだ方がいいんジャネーノーという本を10冊(漫画はシリーズ物だから10冊じゃないけど)をピックアップしました。全く個人的な趣味ですので異論は認める。 ルポ どん底の人びと―ロンドン1902 どん底の人びと―ロンドン1902 (岩波文庫)ジャック ロンドン 行方 昭夫 岩波書店 1995-10 売り上げランキング : 139599 おすすめ平均 なんというか… トリコじかけのロンドン 大英帝国の影にメスを入れた秀作 Amazon
続いて小説の2009年まとめ。こちらも10作品で。 電波女と青春男 / 入間人間 電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫) 作者: 入間人間,ブリキ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/05/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 98回この商品を含むブログ (101件) を見る2巻7章「ツィオルコフスキーの祈り」が本当に、本当に素晴らしすぎました。 電波女と青春男 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 電波女と青春男 2巻 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 電波女と青春男 3 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん / 入間人間 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫) 作者: 入間人間,左出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/0
さて、前振りの通りまとめました、「ライトノベル読もうぜ!的 このライトノベルがすごかった 2009」です。 早速本題です。なるべく端的にコメントしていきたいと思います。(詳細なレビューはリンク先(画像をクリック)ご参照) 2009/1/1~12/31までに出版された作品達です。 (注:以下は完全な主観に基づくランキングです、納得いかなくても苦情等はおやめください。) 2009年 ライトノベル読もうぜ!ランキング 第1位 雪蟷螂 体に電撃が走るような、苛烈で熾烈で熱烈な恋物語。 今年読んだラノベでは迷うことなくこれが1番と自信を持って言える。 5月に読んで以来、結局これを超えるラノベに出会うことはなかった。 紅玉先生の次作はメディアワークス文庫に行ってしまいそうだが、それはそれとして。 第2位 プシュケの涙 引き摺り込まれる独特の魅力。しばらく戻ってこれない場合も・・・。 ガツンと心に刺さる
近所の古本屋を浮浪者同然でふらついてたら「遭難フリーター」という本を見つけた。 「遭難フリーター」。それなんて俺。 そういえばこの作品名、たしか最近映画化されたとかでちょっとした話題になってたはず。派遣労働者の自分の生活をビデオカメラで一年間撮り続けたドキュメンタリーとかなんとか…。景気低迷によるいきなりの派遣切りが社会問題として顕在化した流れもあってその問題提起の要素もあるとかないとか。 見つけた「遭難フリーター」はその話のいわば原作本ですね。 それがなんと「 105 円」という破格値で売られちゃってました。奥付をみると初版が「 2009 年 2 月 28 日」ってそれ最近じゃん! と色めきたつ。まだ発売から 2 ヶ月も経ってない、だと・・・? 定価 1,000 円+税。太田出版。本には痛んでいるところや目立ったヨゴレがあるわけでもなく新品同然。なのに 105 円。 いくら緊縮財政の身の
『“文学少女”シリーズ』(ぶんがくしょうじょシリーズ)は、野村美月による日本のライトノベルシリーズ。イラストは竹岡美穂が担当。ファミ通文庫(エンターブレイン)より、2006年4月から2011年4月にかけて全16冊(長編8冊、短篇集4冊、外伝4冊)が刊行された。また、これを原作として漫画化・劇場アニメ化などが行われている。2011年4月時点でシリーズ累計発行部数は250万部を記録している[4]。 本作は実在の文学小説が題材となっており、その小説をなぞるかのように物語が展開したり、登場人物がその小説に強い影響を受けたりしている(題材は#既刊一覧参照)。物語は基本的に井上心葉の一人称で進むが、その物語の合間には登場人物の「誰か」の文章・心情などがその人物の一人称で語られる。 タイトルロゴは縦書きで、「〝文学少女〟」とダブルミニュートが使われる。横書きではダブルクォーテーションマークが使われる。
●竹熊健太郎さんの証言とにかく、当時を知る人間として、ここではっきり書いておきますけど、「おたく」という言葉は、最初から「おたく」の間だけで流通していた「自分たちを差別する言葉」だったということです。竹熊健太郎「中森明夫「おたくの研究」をめぐって(2)」(2005年)より これは、もう3年も前の竹熊健太郎さんの証言です。竹熊さんは、当初(宮崎勤事件以前まで)、〈オタク〉という語を頻繁に用いていたのは、〈オタク〉たち自身であったと、これまで幾度もブログや本で言及されています。 しかし、このような証言は、実はそれほど多くはありません。とくに、当事者である〈オタク〉の方々からこうした証言はさほど聞かれません。 その理由として考えられるのは、80年代に〈オタク〉という呼称を用いていたのは、ごく限られたひとだけだったことが、まず考えられます。〈オタク〉第一世代と呼ばれる1960年前後に生まれたひとび
雨宮処凛がプレカリアート界のジャンヌ・ダルクとして中央論壇に登場した時、彼女の心身が、社会学者や知識雑誌の編集者らによる“食うための言説”の餌食にされないことを、老婆心ながら祈った。 1975年生まれ。中学時代のいじめられ体験に始まり、自殺願望、ビジュアル系バンドの追っかけ、そして右翼運動から労働者運動へと、ドロップアウトを繰り返しながら展開されてきた人生。そんな経歴を彩るキーワードと、ゴスロリ・ファッションとのミスマッチは、いかにも現代社会の「何か」を象徴していそうだ。ニートやフリーター問題を、書斎から論じる知識人にとって、彼女が体現する「何か」を勝手自由に解釈していくことは、かなり誘惑的な作業だったはずだ。 本書も最初、一抹の不安を抱きながら読み進めた。が、対談の相手である若き哲学者、萱野稔人の姿勢が誠実で的確だったゆえに、プレカリアート問題にさほど詳しくない私にも、内容が理解しやすく
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本書は「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などをヒットさせたプロデューサーが、主に宮崎駿、高畑勲両監督との仕事の仕方を紹介したものだ。 まず「あとがき」から読むことをおすすめする。著者、すなわち鈴木敏夫の本を作りたい理由として、編集者はこう切り出したという。 「ぼくは、高畑さんや宮崎さんには関心が無い。しかし、鈴木さんには興味がある。普通の人は、高畑さんや宮崎さんのような天才にはなることが出来ないけど、鈴木さんの真似なら出来る」 そのまま真に受けるなら、失礼千万な話である。だが、著者は面白がった。初対面にもかかわらず率直に言いたいことを言うのは、いつも自分がやっていることそのままだという。 「天才」ふたりの変人ぶりとともに、真似なら出来ると言われた著者の仕事も相当な努力と忍耐を必要とすることが、笑ったり感心したりしながら読み取れる。それがこの本の仕組みである。 つまり、著者が伝えようとしたの
本エントリは鈴木芳樹さんに捧げるものである。 はてなのユーザ層に関して、ギーク層が目立ちがちだがライターなど文化系の書き手が多いというのを以前から思っていて、その証拠というわけではないが、およそこの一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめてみようと思う。 文化系の定義についてはwikipedia:文化系をどうぞ。上に書いた趣旨のため技術系の専門書は外させてもらう。また、もともとライターなり評論家なりで一家を成している方、つまり既に単著を何冊も出している人も勝手ながら除かせてもらう。もしこの条件で以下紹介されていない人がいたら、それは単にワタシが知らなかったためで他意はないことを予め書いておく。 さて、文化系はてなダイアラーといえば、まず何より文化系女子叢書と銘打たれた吉田アミさん(id:amiyoshida)の初の単著『サマースプリング』を紹介しなくてはならない。 サマースプリング
おお、松本仁一『カラシニコフ』が両方とも文庫になっとる。21世紀的に必読だな。特に伊藤計劃の『虐殺器官』とか『MGS』とか冲方丁の『シュピーゲル』シリーズとか、そのへんが好きな人は道義的義務として読んでおくべきだと思う(マジで)。つまり、我々が好きな絵空事たちは何を前提として成り立っているのか、というお話だから。 松本仁一『カラシニコフ I』 [Amazon] 松本仁一『カラシニコフ II』 [Amazon] —- あとこのへんも義務。 デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』 [Amazon] P.W.シンガー『戦争請負会社』 [Amazon] P.W.シンガー『子ども兵の戦争』 [Amazon] 伊勢崎賢治『武装解除 -紛争屋が見た世界』 [Amazon] Popularity: 11 %関連記事このサイトを介してよく売れた本 2008年07月分まとめ2008年06月に読ん
午後7時30分から約30分間渡って放送された、NHK総合「クローズアップ現代」。特集が「ランキング依存が止まらない〜出版不況の裏側〜」だったので見ることにした。出演は、国谷裕子キャスターとフリー編集者の仲俣暁生氏。 見逃してしまった方のために番組内容を振り返ると、まず去年の出版社の倒産件数が、この10年でもっとも多い66社あり、今年に入っても草思社の経営破綻が起き、出版不況の深刻さを強調。草思社については、工夫して書名をつけることが他社に真似されるようになったこと、書籍の刊行点数がこの10年で20%増えて、1日220点発売されることなどによって、時間を掛けて本を販売するスタイルが通用しなくなったことが原因として挙げられていた。 また書店でも、店員の目利きによる選書から、POSシステムによる端末を使って、取次の調査による売れ行き順位5000位以内の書籍を店頭に置くようになり、入荷した本を平台
「超左翼マガジン ロスジェネ」なる刺激的なタイトルの雑誌が創刊した。ロストジェネレーションとは、現在20代後半から30代半ばの人々。この世代に向けて直球勝負で作られた雑誌だ。「ロスジェネ」編集長・浅尾大輔氏は創刊の意図をこのように語る。 「私自身、全国労働組合総連合の専従者として、不当解雇やセクハラ、パワハラの相談で、パートや派遣の労働者と数多く接してきました。『自己責任』という言葉を負わされ、社会全体から責められているのが、今の若者たち。そんな状況を打ち破るためにも、雑誌を通して『リアルな言葉』を伝えたいんです」 巻頭特集は「右と左は手を結べるか?」と題され、「『丸山眞男』をひっぱたきたい」(「論座」07年1月号/朝日新聞社)を発表し、一躍論壇で注目を浴びた赤木智弘氏と浅尾氏の対談や雨宮処凛氏の手記などが掲載されている。ただ、「超左翼」なるキャッチフレーズ、ある側面では誤解も受けるのでは
世代間闘争だ自己責任だ言ってるバカは全員読めばいい。 p132-133 どうしてもっと早く相談しなかったのか、と言うのは簡単だ。しかし、ほとんどの人が自己責任論を内面化してしまっているので、生活が厳しくても「人の世話になってはいけない。なんとか自分でがんばらなければいけない」と思い込み、相談メールになるような状態になるまでSOSを発信してこない。彼/彼女らは、よく言われるように「自助努力が足りない」のではなく、自助努力にしがみつきすぎたのだ。自助努力をしても結果が出ないことはあるのだから、過度の自助努力とそれを求める世間一般の無言の圧力がこうした結果をもたらすことは、いわば理の当然である。自己責任論の弊害は、貧困を生み出すだけでなく、貧困者当人を呪縛し、問題解決から遠ざける点にある。 その結果、<もやい>の生活相談でもっとも頻繁に活用されるのは、生活保護制度となる。本人も望んでいるわけでは
『このライトノベルがすごい!』は、宝島社が発行するライトノベルのガイドブックである。2004年11月発売の「このライトノベルがすごい!2005」から、年1回発行されている。 概要[編集] 『このライトノベルがすごい!』は、例年11月中旬 - 下旬に発売されるライトノベルのガイドブックである。毎年、発行に先立って「好きな作品(シリーズ)」、「好きな女性キャラクター」、「好きな男性キャラクター」、「好きなイラストレーター」を答えるアンケートが実施され、その結果がランキングとして掲載される。 アンケートの得点による順位の発表以外にも、作品ジャンル別の詳細な紹介、ランキング1位を獲得した作品の著者へのインタビュー、その1年に起きたライトノベル関連の出来事の概観、これからのライトノベル業界の展望、作品の中での人気の高い台詞など、広範にわたる。 2009年9月、宝島社より『このミステリーがすごい!』大
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