前回「ジャンクションの形状概説」ということで、ジャンクションの基本的な形状を解説してみましたが、今回は特殊なジャンクションを取り上げていきます。なお、1・2は道路構造令に記載あるのに前回ブログ記事では漏れていたものですので、1・2(特に1)は特殊なジャンクションというわけではないです。 1 対向ループ型 道路構造令でコメントされているのに、前回記事で完全に漏れてしまったものです。 クローバー型とタービン型の合いの子のようなものでありまして、クローバー型で顕著になる織り込み交通の問題がこちらでは発生しなくなります。 画像は、代表例として埼玉県の川口ジャンクションの画像を持ってきています。 赤線・青線(または黄色・緑色)の部分で織込交通が発生するように見えますが、きちんと分離帯で区切られており、合流部分と流出部分が混ざることはありません。もっとも、タービン型ジャンクションに比べれば、270度ル
今更ジャンクションの種類なんて~という感もありますが、小ネタとして一般的なジャンクションの種類をここで整理してみようと思います。なお、ランプ・インターチェンジ(IC)・ジャンクション(JCT)については以下の定義とし、ここでは高速道路同士を連結するジャンクションのみを取り上げることとします。 ランプ:高速道路本線と高速道路本線を結ぶ連絡道路のこと。 IC:高速道路と一般道路を結ぶもの JCT:高速道路と高速道路を結ぶもので、一時停止や信号機による交通整理が不要なもの。 そのうえで、更にジャンクションの形状を「三叉路」と「四叉路」に分けた方が違いがわかりやすいと思いますので、ここでは「三叉路ジャンクション」と「四叉路ジャンクション」に区分して検討していきます。 1 三叉路ジャンクション (1)トランペット型 上の画像は滋賀県米原市の米原JCTの上空写真。 横に走っている名神高速道路と上に伸び
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