数々のユーザー事例も興味深いのだが、今回着目したのはむしろSlack自身の話だ。日本オフィスを見るだけでも、わずか1年半程度で従業員は一気に5倍に膨れあがっており、スペース的に余裕のある新オフィス移転後はさらに採用活動が活発化しているという。 オフィスを数カ月ぶりに訪問してみると、知らない顔がいつの間にか一気に増えているということも珍しくない。こうした新しい従業員の業務支援にも、もちろんSlackが活用されており、増え続ける従業員とのコミュニケーションになくてはならないものとなっている。 今回、こうした“Slack内”でのSlack活用について、米Slackの人事担当シニアバイスプレジデントであるRobby Kwok氏に話を聞く機会を得た。同氏はYahoo!やLinkedInで事業戦略や経営企画を担当し、前職となるTwitterではもともと在籍していたTellApartの事業運営を引き継ぐ