戦後自民党の55年体制の、大雑把な派閥の系譜について。細かいことを言い始めるとキリがないので大きな流れを見る。 自民党の派閥 清和会・宏池会・経世会の3つが自民党の派閥のメインストリーム(とここでは捉えることにする)。吉田茂以降の総理総裁は以下の通りで、清和会系が青、宏池会系が緑、経世会系が赤、その他が黒。 吉田茂→鳩山一郎→石橋湛山→岸信介→池田勇人→佐藤栄作→田中角栄→三木武夫→福田赳夫→大平正芳→鈴木善幸→中曽根康弘→竹下登→宇野宗佑→海部俊樹→宮澤喜一→(非自民)→橋本龍太郎→小渕恵三→森喜朗→小泉純一郎→安倍晋三→福田康夫→麻生太郎→(非自民)→安倍晋三 社会党の統合に対抗する形で自由党(吉田)と日本民主党(鳩山)が一緒になって自由民主党が1955年(鳩山首相時)にできて、そのまま宮澤まで政権与党を維持した(55年体制)。 鳩山・岸の日本民主党からの流れ(清和会)と、吉田から池田