麻疹(はしか)に解熱剤は危険!発疹が出てから診断した麻疹には治療方法がありません。発疹の出る前、麻疹特有の一種の口内炎の時に診断すれば、理論的には症状を軽くできます。一方、解熱剤は重大な副作用を起こすので使ってはいけません。 麻疹の症状は発疹ですが、発疹が出てから診断しても、有効な治療方法はないのです。では前兆はないのでしょうか? 実は発疹の出る前、麻疹特有の一種の口内炎の時に診断すれば、理論的には症状を軽くすることができます。 一方、解熱剤は重大な副作用を起こすので使ってはいけません。周囲に麻疹の人がいる時は、発熱しても解熱剤は服薬しないで経過観察しましょう。 「発疹」は、麻疹vs免疫系の戦いの証拠麻疹の診断は、麻疹の発疹が出てからされることが多いです。しかし、この発疹の意味は、潜伏期間中の、麻疹ウイルスと免疫系の小勢り合い(具体的には発熱)を経て、最後の決戦に及んでいる状況です。通常は