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ブックマーク / www.chunichi.co.jp (470)

  • <専制のジレンマ 中国全人代2022>(上)私立101校、突然の入学禁止令:中日新聞Web

    中国河南省鄲城(たんじょう)県の私立の小中学校で昨年八月下旬、保護者らの長い列ができた。九月の新学年開始を前に、県内の私立校百五校のうち百一校に対し、地元当局が新入生の受け入れを禁じると通知したためだ。慌てた保護者らは、学費返還を求めて学校に殺到した。

    <専制のジレンマ 中国全人代2022>(上)私立101校、突然の入学禁止令:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2022/03/04
    "中央の方針は地方に伝わる段階で過激化し、同県で私立校生徒は「5%以下」となり、百一校への新入生禁止令となった" なんというか、中国だなあ。
  • 精神障害者割引、半数余り 全国の鉄道、都市部で進まず:中日新聞Web

    路面電車やモノレールなどを含む全国の鉄道会社百七十五社のうち、精神障害者向け運賃割引を実施しているのは半数余りの九十七社にとどまっていることが、国土交通省の内部資料で分かった。首都圏や中京圏などの都市部では、ほとんど実施されていない。身体、知的障害者はほぼ全社が実施しており、障害の違いによって対応に差が生じている。 昨年四月時点の調査結果をまとめた国交省の資料によると、精神障害者向けの運賃割引を実施している九十七社の内訳は、名古屋市営地下鉄など公営鉄道が十一社、大手私鉄が二社、中小の私鉄が八十四社。各社のホームページなどによると、一定の条件で、障害者人や介助者の普通運賃を半額にするケースが多い。 一方、JR各社などには身体、知的障害者の運賃割引はあるが、精神障害者はない。精神障害は身体、知的障害と比べ、社会的に分類されたのが遅く、割引を受ける際に提示が必要な障害者手帳の交付開始が身体の一

    精神障害者割引、半数余り 全国の鉄道、都市部で進まず:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2022/01/23
    "JR東日本広報部の担当者は「身体障害者らの割引を含めて本来、社会福祉政策として取り組む必要がある」と、現在は行われていない公的な財政負担の必要性を主張"
  • 養育委託、過去10年で最低 マッチング難しく:中日新聞Web

    虐待や経済的な理由などで実の親と暮らせない子どもの養育を担う里親制度で、県に登録している里親に対する養育の委託率が低迷している。昨年度末時点では32・6%と過去十年で最低に。国の里親委託推進の方針などにより登録そのものは増えている一方で、委託の実務を担う児童相談所(児相)側とのニーズの不一致などによる「未委託」状態の解消が課題となっている。...

    養育委託、過去10年で最低 マッチング難しく:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/11/18
    三重県の調査に関する記事。 "子どもの選択肢を増やす観点で、未委託の里親が多いことが一概に問題とは言えない"
  • 「マイクラ」でICT就労を 名古屋の養護学校、発達障害の高校生支援:中日新聞Web

    特別支援学校の名古屋市立天白養護学校(天白区)は今夏、発達障害がある高校生を対象にプログラミング講座を初めて開いた。パソコンを使う就労先が増える一方、特別支援学校でのこうした講座は全国でもまだ珍しい。同校では指導できる教員も育成し、ICT(情報通信技術)分野への就労支援を充実させたい考えだ。 (斉藤和音) 夏休み中の八月、同校の会議室。七人の男子生徒がノートパソコンを使い、建物や街をつくるオンラインゲームのマインクラフト(マイクラ)に取り組んでいた。この日の課題は二チームに分かれ、それぞれ協力して家をつくること。

    「マイクラ」でICT就労を 名古屋の養護学校、発達障害の高校生支援:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/09/27
    やるなあ、天白養護学校。こんな面白そうなチャレンジを始めていたのか。 "同校では指導できる教員も育成し、ICT(情報通信技術)分野への就労支援を充実させたい考えだ"
  • 親が入院、子ども残せない 愛知の病院、軽症・無症状でも「預かり」:中日新聞Web

    新型コロナウイルスに家庭内感染して親が入院すると、幼い子どもは軽症や無症状でも一人で自宅療養できない。そんな子どもたちを受け入れる病院の一つが、小児の救命救急医療の拠点「あいち小児保健医療総合センター」(愛知県大府市)。感染力の強いデルタ株の広がりで、子どもの感染も相次ぐ。思いがけず親と離された子どもたちに、医師や看護師らが手探りの対応で向き合っている。 (戸川祐馬) コロナ専用病棟にある一室で十日午後、個人防護具姿の医師と看護師二人が柵付きベッドを取り囲んだ。酸素投与や点滴の管がつながれて横になった乳児をあやしながら採血する。

    親が入院、子ども残せない 愛知の病院、軽症・無症状でも「預かり」:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/09/12
    あいち小児保健医療総合センターでの対応状況。"発熱や肺炎などの症状があれば、センターの各診療科の医師が治療に当たる。だが大半は、無症状で親以外に世話をする人がいない「預かり」"
  • 障害者への虐待 防止徹底へ法改正急げ:中日新聞Web

    精神科病院での虐待事件が後を絶たない。コロナ禍に伴い、虐待まがいの状況も生まれている。現行の障害者虐待防止法は病院などを対象外にしているが、医療機関も対象とする法改正が必要だ。 神戸市の精神科病院、神出病院では昨年、看護師ら六人が暴行罪などで有罪判決を受けた。入院患者を全裸にし、水を掛けるなど虐待を繰り返していたためだ。

    障害者への虐待 防止徹底へ法改正急げ:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/08/19
    "現行の障害者虐待防止法は病院などを対象外にしているが、医療機関も対象とする法改正が必要だ" と。あわせて精神科特例の見直しにも言及している。
  • <おはよう出番です> 柳家花緑:中日新聞Web

    質問一つで話が広がっていく。「私、多弁性なんで」。明るく笑うのはキャラクターだから、だけではない。40歳を過ぎてから、自身の発達障害を公表した。全ては物事をどう見るか。確たる人生哲学を持つ天性の落語家は29日、名古屋で開かれる中日落語会のトリとして登場する。 (住彩子) 持ちネタの引き出しが問われるトリは「名誉なことです」と話す。席が温まっていてやりやすい一方で、お客さんが笑いすぎて疲れていないか。メンバーを見ながら予想するが、大切なのは「トリを引き受けるだけの体力、精神力を整えて臨むこと」と言い切る。

    <おはよう出番です> 柳家花緑:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/08/19
    柳家花緑さんと中日新聞という取り合わせは自分としてはなんだか嬉しい。
  • 在留特別許可巡り逆転勝訴 南アジアの少女2人、名古屋高裁判決:中日新聞Web

    愛知県内に住む外国籍の家族5人が日の在留特別許可を求めた行政訴訟の控訴審判決が10日、名古屋高裁であった。倉田慎也裁判長は請求を退けた一審の名古屋地裁判決の一部を取り消し、家族のうち娘2人について「母国で社会生活を営むことに著しい支障がある」として、在留特別許可を認めるよう名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)に命じた。 判決によると、一家は5人家族で、父親が2004年、母親と娘2人が翌年に南アジアから来日。日で長男が生まれた後に不法滞在が発覚し、09年1月に退去強制処分を受けた。家族側は3人の子が日の生活になじみ、母国での義務教育年齢を過ぎたことを理由に提訴したが、名古屋地裁が退けたた...

    在留特別許可巡り逆転勝訴 南アジアの少女2人、名古屋高裁判決:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/06/11
    "母国語がほとんどできないために母国での生活は難しく、日本では両親に頼らずに生活できる"
  • 休みがちの男児、保護者留守中に担任が連れ出す 愛知・半田、学校側謝罪:中日新聞Web

    愛知県半田市内の小学校の女性教諭が昨年十二月、不登校気味だった男児を自宅から無理やり学校へ連れ出していたことが分かった。保護者は留守中だった。女性教諭は男児がいるクラスの担任で、「男児が学校へ行くきっかけを与えたかった」と話し、反省しているという。市教委や学校は「男児の気持ちを無視した行為だった」として保護者に謝罪した。 市教委などによると、昨年十二月中旬、女性教諭が男児宅を訪問し、玄関先から登校を呼びかけた。男児は嫌がったが、女性教諭は自宅に上がり、キッチンにいた男児を抱え上げて連れ出した。

    休みがちの男児、保護者留守中に担任が連れ出す 愛知・半田、学校側謝罪:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/06/11
    こうやって無理矢理連れて行った先に、どういう展望を持っていたのかなあ、とは思うかな。熱意のある先生であるようにも見えるのだけれど。この記事には高岡健先生のコメントもあった。
  • 初弁論で大学側が争う姿勢 鈴鹿医科大パワハラ訴訟:中日新聞Web

    上司の教授らから暴言などのパワーハラスメントを受けたとして、鈴鹿医療科学大(鈴鹿市)看護学科の助教の四十代男性が、同大と看護学部の教授ら三人に計約五百五十万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が十八日、津地裁であった。大学側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。...

    初弁論で大学側が争う姿勢 鈴鹿医科大パワハラ訴訟:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/05/19
    "訴状などによると、助教は二〇一八年十月に上司の准教授が赴任した直後から、学内や実習先で、この准教授に「教員の資質がない」「発達障害だからやめろ」などと退職を迫られるようになった"
  • 「地域生活支援拠点」整備に遅れ 障害者、孤立させない連携を:中日新聞Web

    グループホームやアパートなどで暮らす障害者を支えるため、24時間体制で相談支援や緊急時の受け入れなどを行う「地域生活支援拠点」の整備が進められている。ただ国が区切りとした2020年度末の段階で、整備済みの自治体は約6割にとどまる。障害者の重度化や高齢化も進む中、「親亡き後」を見据えた支援はどうあるべきか。 (五十住和樹) 知的障害のある人が共同生活を送る千葉県柏市のグループホーム「風の木」(定員六人)。二〇一八年、四十代の男性が入居した。それまで自宅で世話をしてきた七十代の母親は「重度障害者を受け入れてくれるグループホームは少ないから、できた時に入らないと」と話したという。運営する社会福祉法...

    「地域生活支援拠点」整備に遅れ 障害者、孤立させない連携を:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/05/12
    "国が区切りとした2020年度末の段階で、整備済みの自治体は約6割にとどまる"
  • 全国で最も新しい建屋 少年院「駿府学園」ルポ:中日新聞しずおかWeb

    県内で唯一の少年院「駿府(すんぷ)学園」(静岡市葵区)の建屋が新しくなった。庁舎に太陽光パネルを設置し、新たに体育館を併設して災害時の避難所としても活用する。二月に工事を終えたばかり。「全国で最も新しい建屋の少年院」を見学し、少年たちの生活をのぞいた。 (高島碧) 早速、少年たちが生活する宿舎へ。一階には入院して最初の一週間を過ごす「静思寮」がある。黄緑色の鉄扉が付いた広さ三畳ほどの個室が並ぶ。室内に扉の取っ手はなく、自由な出入りは許されない。田島秀紀次長は「ここは被害者に思いをはせ、自分と向きあう部屋です」と説明する。新築で全面空調になり、各部屋にテレビが付いた。「昔は夏は扇風機、冬は廊下にストーブのみという少年院が多かった。快適になった」 少年はここで過ごした後、三階の共同部屋や個室に移る。個室の広さは同じだが、スライド式の木製扉に鍵は無く、南向きの窓には鉢植えの花が飾られている。室内

    全国で最も新しい建屋 少年院「駿府学園」ルポ:中日新聞しずおかWeb
    AFCP
    AFCP 2021/05/07
    "不規則な生活を送り、箸の持ち方も知らない子がいる。ここは生活習慣を含めて学び直しの場" 少年院に行く手前のところで、そういう場が持てるとよいのだろうけど。なぜ学校がそういう場にならないのか、とも。
  • 学校のタブレット「家ではゲーム機」 小中学生配備端末に“抜け道”:中日新聞Web

    全国の小中学生らに一人一台のタブレット端末などの配備が進む中、閲覧や使用を制限する「フィルタリング」を学校側が設定しても、子どもが抜け道や裏技を使ってゲームや動画サイトに熱中する問題が起きている。「GIGA(ギガ)スクール構想」を掲げ政府が主導した高価な学習用端末が「ゲーム機」となってしまう状況に、学校関係者や保護者は頭を悩ませている。 (北村希)

    学校のタブレット「家ではゲーム機」 小中学生配備端末に“抜け道”:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/05/01
    "(文部科学省は)抜け道を使って学習以外に使われる実態について「各教育委員会に、適切なルールを作らせ、使い方の教育を徹底させたい」とする" ちとずれてる感じはするけど。抜け道封鎖徹底をうたうよりいいかな。
  • 母の就業率 一斉休校で低下 コロナ禍の女性分析:中日新聞Web

    内閣府の有識者研究会は二十八日、新型コロナウイルスの感染拡大が女性に及ぼす影響に関する調査・分析の結果をまとめた報告書を、丸川珠代男女共同参画担当相に提出した。報告書によると、政府が昨年二月末に全国の小中高校などに一斉休校・休園を要請した後、小学生以下の子どもを持つ母親の就業率が、子どものいない人よりも低下。問題の根底には、雇用慣行などを巡る男女格差があると指摘した。 報告書は政府の各種調査に基づき、コロナ禍の女性への影響を分析。(1)家庭内暴力(DV)などの増加(2)経済(3)健康(4)家事や育児、介護−の四項目について提言した。

    母の就業率 一斉休校で低下 コロナ禍の女性分析:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/04/29
    "政府が昨年二月末に全国の小中高校などに一斉休校・休園を要請した後、小学生以下の子どもを持つ母親の就業率が、子どものいない人よりも低下"
  • 修学旅行中に生徒死亡で提訴 両親、愛知・東郷町を:中日新聞Web

    AFCP
    AFCP 2021/04/28
    "女子生徒は幼少期に手術を受け、小腸を切除。その影響で脱水症状になりやすい体質で、歩行障害があり、特別支援学級に通っていた" 死亡の契機は脱水と考えられているということなのだな。
  • 「障害に関し暴言」提訴 愛知大講師に教授がパワハラ:中日新聞Web

    AFCP
    AFCP 2021/04/23
    "学内などで教授から複数回にわたって「実家に帰って、障害者の施設に入って大人(おとな)しくしたらどうだ」などと暴言を受けたほか、翌年度の担当授業を五コマから三コマに減らすよう求められた"
  • <ユースク> 理想の名古屋市長は?:中日新聞Web

    ユースク取材班は、名古屋市長選の告示前の3月26日〜4月1日、LINE(ライン)の友だちに「理想の市長は?」と尋ねるアンケートをしました。「現実の候補予定者は除く」との条件で質問したところ、計642人から回答が寄せられました。86%が愛知県からの回答でした。 第1位は愛知が生んだ三英傑の一人、織田信長で41票。理由としては、「力強さ」「新しいことを取り入れた」「経済発展に力を注いだ」といった声が寄せられました。「後から言われても」と指摘されそうですが、取材班も何となく予想していました。当、当です。 第2位は元大阪府知事でコメンテーターとしても活躍する橋下徹さん。38票でした。「話が納得できるし、分かりやすい」といった趣旨の理由が多く見られました。第3位は22票の現大阪府知事、吉村洋文さんでした。

    <ユースク> 理想の名古屋市長は?:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/04/19
    衝撃的な結果……。1位はわかる(?)としても、2位が元大阪府知事で3位が現大阪府知事……。せめて豊臣秀吉とか徳川家康にならないものか。現実的なところでは大村秀章氏はどうだろう。本当にそうなったら困るけど。
  • 三重大付属小いじめ、不登校との関係否定 第三者委員会:中日新聞Web

    三重大付属小(津市)に通っていた男子児童(11)と女子児童(10)の兄妹が同級生からのいじめで不登校になったと両親が訴えている問題で、同小の第三者調査委員会は三月、「いじめと不登校の因果関係を認められない」とする報告書をまとめた。関係者への取材で分かった。 報告書では、男子児童について、複数の児童から傘で足を引っかけられたり、携帯電話を奪われて使われたりするなどのいじめがあったと認めた。女子児童については腹をけられたり、階段でランドセルを押されたりしたと訴えていたが、いじめの事実は認められず、あったとしても教員の指導や加害側の児童からの謝罪が行われて解決済みなどとした。

    三重大付属小いじめ、不登校との関係否定 第三者委員会:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/04/02
    "被害者の立場に立っていない" かあ。特定の立場に立ってしまったら「第三者」委員会ではなくなるしなあ。とは言うものの……。第三者委員会、ほんとによくわからない。
  • <ユースク> ケア児だって保育園に行きたい:中日新聞Web

    次男が医療的ケア児です。気管切開をし、日常的にたんの吸引が必要なため、保育園に入園できません。吸引と声が出ないこと以外は健常児と同じで、住んでいる岐阜県恵那市に受け入れ要望を出して3年がたちました。いまだに前進しない実情を知ってほしい。=恵那市、救急救命士渡辺大樹さん(38) ユースク取材班に医療的ケア児の父親から切実な取材依頼が寄せられた。ケア児は「新しい障害児」とも呼ばれており、通学や通園に看護師の付き添いが必要な場合があるため、人材確保などを理由に、教育現場での受け入れが進んでいない。東海テレビ「ニュースOne」とともに、受け入れの現状と課題を探った。(石井宏樹)

    <ユースク> ケア児だって保育園に行きたい:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/03/29
    "ケア児" という略語が使われはじめているのだな。自分はなんとなく「医ケア児」になっていくのかと思っていたけど。どうだろ。
  • 「父がわいせつ」差し戻し 「娘の供述審理足りぬ」名古屋高裁:中日新聞Web

    中学生の娘が寝ている間にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた父親に対する控訴審判決が二十五日、名古屋高裁であり、鹿野伸二裁判長は「被害者の供述の信用性を判断するための審理が尽くされていない」として、父親を懲役三年六月の実刑とした一審の津地裁四日市支部判決を破棄し、審理を差し戻した。 父親は二〇一九年八月十二日夜、三重県内の自宅で寝ていた当時十四歳の娘の陰部に触ったとして起訴された。父親は一貫して否認し、無罪を主張。裁判では、被害を訴えた娘の供述の信用性が争われた。 一審判決は「ある程度具体的で診察と矛盾せず、高い信用性がある」と有罪の根拠としたが、鹿野裁判長は捜査時からの変遷に着目。法廷で「痛い」と述べた被害時の感覚を捜査段階では「覚えていない」と供述しており、父親に性交されたという法廷証言も警察官には語っていなかったことなどから、「具体的で明確といえない」と指摘した。

    「父がわいせつ」差し戻し 「娘の供述審理足りぬ」名古屋高裁:中日新聞Web
    AFCP
    AFCP 2021/03/26
    "被害があったとされる日の数日後に行われた娘と警察官、検察官、児童相談所職員との司法面接記録を一審が証拠としなかったことを「初期の供述で証拠価値が高く、録音録画記録を調べるべきだった」と批判"