「チャイルド・トラフィッキング」 これは子どもの人身売買を意味する言葉。インドでは女の子を誘拐し、強制的に売春をさせているという事実があります。けれど、加害者が法に問われることはほとんどないのが現実。でも、その問題に果敢に立ち向かった人たちがいるのです。 「売春婦として売られたとき、私は9才でした」 そう告白する少女の映像から始まる、1本の動画。これを見ることが、国際社会に根付く深刻な問題に目を向けるきっかけになるかもしれません。 「インドでは、約120万人の子どもたちが売春婦として利用されています。そしてもっとも多い日で、一日のうちに20人もの男性と性行為をさせられているのです」 「私はひどく拷問されました。加害者たちは罰を受けず、未だ自由に歩き回っています。だから私たちは、今でも自由になれないのです」