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ブックマーク / honkure.net (1)

  • 『テトリス・エフェクト』(ダン・アッカーマン)

    テトリスについてのである。といっても、ゲームの攻略法が書かれているわけではない。 テトリスというゲームがいかなる創意によって生まれたのか。そして、いかなる交渉の綱引きによって世界中へと「感染」したのか。それが、あたかもミステリー小説であるかのように語られる。 もちろん、私たちはその結末を知っている。テトリスは世界中で一番売れたゲームだし、その最強の相棒となったのは、他でもない任天堂のゲームボーイである。 書の主人公と呼べる人間は二人いて、一人はヘンク・ロジャースその人である。彼は「ザ・ブラックオニキス」というD&D風の、日初のファンタジー・コンピュータRPGの開発者でもあり、任天堂からゲームボーイ版のテトリス発売の権利獲得のために単身ソビエトに向かった人間でもある。1989年、つまり、ソ連が崩壊する前(言い換えればソ連がまだ存在していたとき)にソビエトを訪れ、しかも特に何かコネがある

    『テトリス・エフェクト』(ダン・アッカーマン)
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