安倍晋三元首相は2020年に突然退陣し、その約2年後には衝撃の死を迎える。首相の座を手に入れた岸田文雄首相は、巨大化した安倍派(清和会)をけん制しつつ政権を運営していると評されていたが、そのけん制すべき相手の頭目が突然消えてしまったのである。してみれば、本来ならば、岸田氏は自分のやりたかったことを妨害されずに実行に移すチャンスを得た状況となったはずである。 しかしこの間、「やりたかったこと」は、何も見えてこない。その筆頭が、岸田氏が政権獲得時には高唱していた「新自由主義を克服した新しい資本主義」であったが、金融所得課税の「1億円の壁」の問題にすら、いままで着手できていない。「所得倍増」のスローガンが「資産所得倍増」にすり替えられるに至っては、「新自由主義」という言葉の意味を知らずに使っていたのだとみなさざるを得ない。 ところが、このように「やりたいことがないうえに、人気は落ちる一方」とあっ
十数年ぶりに復活した『木島日記』最新作「もどき開口」。9月末には『木島日記』旧作2作の文庫改訂版が刊行され、三部作の一つ『八雲百怪』のコミックス3巻、4巻も年内に刊行されます。何故、今、「偽史三部作」が再び動き出したのか――著者の大塚英志氏に話をうかがいました。 現実の中にフェイクヒストリーが侵入してきて、その区別が曖昧になっている時代に ── : 大塚さんご自身が代表作と言われている『偽史三部作』シリーズの『木島日記』の小説版の三作目、『木島日記 もどき開口』が発売されました。 大塚: そもそも、虚構の歴史である「偽史」が現実の歴史の中に侵入してきて、日本が戦争に向かっていくという昭和初頭の時代を背景に、この『偽史三部作』シリーズの舞台は設定されています。そして、今、改めて考えると「偽史」と「歴史」、あるいは「虚構」と「現実」の関係が、気がつくとぼくが小説を書き始めた時よりもずっと揺らい
「(安倍氏は)この教団とは真逆の考えに立つ政治家だった」。だったら何で安倍氏が韓鶴子氏に敬意を表し、統一協会の票を差配するまでのズブズブの関係になったのか説明してみなよ。 世耕氏「旧統一教会の教義 賛同する自民議員は一人もいない… https://t.co/x5d2IOxQtG
以前、このブログでご報告しましたように、私は国際日本文化研究センター(日文研)の指示でジェンダー・フェミニズムに関するカウンセリングを受講いたしました。私は人間文化研究機構・日文研の一連の処分は不当と考えておりますが、このカウンセリングを受講させていただいたことには感謝しております(処分前に受講させてほしかったとは思いますが)。 カウンセリングの先生は最初に「自分は更生という言葉は好きではない。Narrative based recovery、すなわち対話を通じて、自身の中にある主観的な思い込みに気づいてもらう手助けをするだけである」と語って下さいました。そもそもツイッターでの事件発生以来、この問題に関して話す相手が家族ぐらいしかおりませんでしたので、説教調ではなく私の話を真摯に聞いて下さった先生の態度にとても感謝しております。先生のおかげで私の偏見がどこから来たのか、なぜフェミニズムを揶
カビの予防 日常のお手入れ 冷房・除湿運転のあとは、内部クリーン(注1)運転をして、エアコン内部をしっかり乾かしましょう。 内部クリーンについて詳しくは以下のページをご覧ください。 詳しくは以下のページをご覧ください。 よくあるご質問 - 内部クリーンとはどのような機能ですか? ※ 内部クリーン機能のないエアコンの場合は、30分~1時間程度の送風運転をすることで、ある程度内部を乾かす効果があります。 シーズン後のお手入れ 晴れた日に半日程度、送風運転をしてください。 オフシーズンの前に、エアコン内部をしっかり乾かしておきましょう。 エアコンのお手入れについて詳しくは以下のページをご覧ください。 お手入れ方法 : エアコン
「我が実家は霊感商法商品だらけです」 全国の現場幹部を対象に8月19日に行われた信者向け「ネット会議」のなかで、こう発言していたことが本誌報道で明らかになった、世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)の田中富広会長(66)。これまでの会見では「過去も現在も霊感商法はしていない」と断言していただけに、矛盾とも言えるこの告白に対する信者の衝撃は大きかった。 「フライデーに『ネット会議』の詳細が報じられ、教団内部には動揺が走りました。完全に内部向けの会議が流出したのは、信徒の間にそれだけ教団トップへの不信感が募っているということでしょう。会議を見ることができなかった一般信徒たちからも、『会見でも霊感商法についてきちんと説明すべきだった』という声があがっています。ちなみに、記事掲載以降の『ネット会議』はすべて中止になりました」(教団関係者) だが、本誌が入手した「ネット会議」の音声データに残されて
多くの参列者が集まった安倍晋三元首相の国葬会場=東京都千代田区の日本武道館で2022年9月27日午後1時33分、宮武祐希撮影 安倍晋三元首相の国葬が27日、国民の世論が二分される中で行われた。吉田茂元首相以来、55年ぶりの戦後2例目の国葬。国葬について研究してきた宮間純一・中央大文学部教授(日本近代史)は「国葬の体をなしておらず、政治的にも何も生まなかった。政治家の国葬は現代では成立しないことが実証されたのではないか」と総括する。【山下智恵】 「国葬の体をなしていない」 「日本史上、ここまで批判が噴出する中で行われた国葬はありません。吉田国葬の際も反対意見はありましたが、弔意の要請や各地で黙とうがあり、まだ国葬らしかった。今回、反対世論を考慮し、岸田文雄政権は弔意表明の要請を出せず、国を挙げてという形が取れなかった。国葬の体をなしていないばかりか、結果として国民に分断と緊張状態だけを生みま
日本は、国際条約である『国際人権規約』に署名・批准(1979年)を行っており、自国籍・多国籍の人間に対する社会権を等しくする努力義務を負っている。 従って、社会保障についても、長年日本人と外国人を区別しない政策を取りながら、それを覆す決定をした場合、国際条約を守らない国というレッテルを貼られてしまう。 当然ながら、先進各国は、国連人権規約に沿った多くの国内施策を実行しているので、国内に居住している外国人に自国民と同じ生活保護を実施していることが一般的。ヨーロッパ各国では、定住外国人の人数が日本の5倍以上の国がほとんどで、外国人に対する社会保障の額も、日本より多いと思われる。 国際人権規約 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% … 外務省ホームページ:国際人権規約締結国リスト http://www.mofa.go.jp/mofaj/
【試し読み】「Qアノン」はなぜ日本でも浸透しているのか? 黒幕の実像に迫ったルポ/藤原学思『Qを追う 陰謀論集団の正体』 昨年、米連邦議会襲撃でも注目を集めた陰謀論集団「Qアノン」。 彼らは「世界は小児性愛者の集団によって支配されており、悪魔の儀式として性的虐待や人食い、人身売買に手を染めている」などといった荒唐無稽な主張を繰り返している。その影響は深く、米国のみならず日本を含めて世界中に広がっている。 陰謀論は形を変え続け人々を引き込む。一度その沼に嵌ると抜け出すのは難しい。特に日本はネットの匿名掲示板の文化、ブログカルチャーが人々の生活に根付き、拡散するリスクが高いとされる。 本作『Qを追う 陰謀論集団の正体』は朝日新聞国際報道部記者である藤原学思氏が「Qアノン」が信奉する人物「Q」とは何者なのかを追跡し、「Q」に心酔したごく普通の人々の姿を描いたルポだ。筆者は足かけ3年にわたる取材を
国軍のクーデターに抗議するウィンチョーさん(右から2人目)と妻(左)=東京都渋谷区の国連大学前で2021年9月撮影、ウィンチョーさん提供 27日に営まれる安倍晋三元首相の国葬へミャンマーを外務省が招待したことについて「市民を弾圧する国軍側を来賓として招くことは国葬開催の理念に反する」と東京都の在日ミャンマー人が抗議している。くしくも27日は、2007年に反政府デモを取材中に射殺された映像ジャーナリスト、長井健司さん(当時50歳)の15回目の命日。東京都在住のミャンマー人男性に、長井さんへの思い、国葬招待が持つ問題点について聞いた。
角川書店は終戦直後、故角川源義氏によって創立された。荒廃の世相を見て教職を去り、出版を志したという源義氏は「これから若い人たちが『敗戦』という烙印(らくいん)のもとに苦しむということは、これは申し訳ないこと」。創立50周年の記念書籍に収められた講演録にそうある。 1949年には「角川文庫」を発刊した。源義氏の発刊の辞は、その「初心」なのだろう。敗戦を「若い文化力の敗退であった」とし、祖国の文化的危機に当たり「再建の礎石たるべき抱負と決意とをもって出発した…」。 中年世代にとって角川といえば長男、春樹社長の時代だろうか。出版と映画のメディアミックス。「犬神家の一族」「戦国自衛隊」をはじめ、角川が発する文化は身近にあった。 東京五輪を巡る汚職事件で春樹氏の弟、KADOKAWA会長の歴彦(つぐひこ)容疑者が逮捕された。彼が社長に就いてから事業はさらに多角化。アニメにゲームにと急成長した。かたや、
東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる贈収賄事件で、東京地検特捜部は出版大手、KADOKAWAの角川歴彦会長(79)が大会組織委員会の高橋治之元理事に総額6900万円の賄賂を提供していたとして新たに贈賄の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは出版大手、KADOKAWAの会長、角川歴彦容疑者(79)です。 東京地検特捜部の調べによりますと角川会長は大会のスポンサー選定などで便宜を受けたことへの謝礼などとして、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に去年までの3年間に総額6900万円の賄賂を提供したとして、贈賄の疑いが持たれています。 特捜部は今月6日、KADOKAWAの元専務芳原世幸容疑者(64)と担当室長だった馬庭教二容疑者(63)の2人を高橋元理事への贈賄の疑いで逮捕するとともに元理事を受託収賄の疑いで再逮捕し捜査を進めていました。 KADOKAWAは、2019年に
KADOKAWAは9月14日、角川歴彦(かどかわつぐひこ)取締役会長 会長執行役員が東京地方検察庁に贈賄の容疑で逮捕されたことを受け、引き続き当局の捜査に全面的に協力すると発表しました。 画像は公式サイトより 読者や作家などのクリエイターに対しては「当社グループの読者やユーザー並びに、作家・クリエイターをはじめ、関係するすべての皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしており、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。なお、本件の内容などに関するコメントについては、捜査中のため差し控えるとのことです。 SNS上では角川歴彦会長の逮捕について、「衝撃です」「大物逮捕」「なんぼなんでも歴彦までは行かないと思ってたわ 東京地検の本気すげえな」など、大きな衝撃が走っています。 画像は「当社役員の逮捕について」より SNS上にも衝撃走る advertisement 1|2 次のページへ Copyr
食料品の中には価格据え置きで内容量を減らす“実質値上げ”商品もあるが、お米の中にはこれに逆行して内容量を増やした商品もある。 お米は増量販売で実質値下げ 近所のスーパーのお米売り場には「10kg+500g増量」や「5kg+300g(2合)増量」などと表記されたお米が並び、ネット上にも「5kg+350g増量」や「10kg+700g増量」といった“実質値下げ”のお米が各卸売会社から販売されている。 大手米卸会社「木徳神糧」(東京都千代田区)では、2021年産米の増量企画を産地品種銘柄限定で収穫直後の昨年10月から開始した。同社によると、「家庭消費の落ち込み」と「産地の豊作」が理由だ。同社社長室の中西泰晴さんは「買う量が増えると、次にお米を買うタイミングが遅れることも考えられますが、増量の効果はゼロではない。多くある分いつもよりも米を炊く回数を増やそうという人もいないわけではないと思います」と話
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