日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。
ボーカロイドやその他の音声合成ソフトを用いて作られた音楽はいまその幅を大きく広げ、アンダーグラウンド・シーンも成熟へと向かっている(そのあたりの流れは『別冊ele-king 初音ミク10周年』や『ボーカロイド音楽の世界 2017』を参照のこと)。そんな折、『合成音声ONGAKUの世界』なるタイトルのコンピレイションがリリースされた。帯には、まるでそれが正題であるかのように、「ボカロへの偏見が消えるCD」と記されている。監修を務めたのはスッパマイクロパンチョップ。1998年に竹村延和の〈Childisc〉からデビューを果たした彼は、最近になってボーカロイド音楽の持つ魅力に気がついたそうで、それまでの自分のように偏見を持った人たちに少しでも興味を持ってもらおうと、精力的に活動を続けている。今回のコンピもその活動の成果のひとつと言っていいだろう。じっさい、ここに収められているのはシンプルに良質な
2007年の初音ミク発売に端を発するボーカロイド文化は、音楽文化の中にどのように位置づけられるかということについて、今日様々な場所で様々な見解が示されています。例えば、00年代後半以降の4つ打ち高bpmロックの象徴的存在としての評や、音ゲーに代表されるゲーム音楽の要素、はたまたアニソンやその中に息づく伝統的電波ソングの潮流など、様々なものとの関わりについて評されています。ボーカロイド音楽の文化としての真新しさは、ネガティブ/ポジティブに関わらない数多くの評論を掻き立てるほどエネルギーに満ちあふれ、現在まで続いてきています。 その中で特に広く話題を呼んだのが、音楽ライター・柴那典氏が2014年に著した「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」です。60年代後半のサマー・オブ・ラブ、80年代後半のセカンド・サマー・オブ・ラブから、サマー・オブ・ラブは20年ごとに起きると仮定することによって、00年代
【ビルボード HOT BUZZ SONG】ハチ「砂の惑星 feat.初音ミク」がSNSで大きな話題となり初登場首位に Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。今週は米津玄師がハチ名義で発表した新曲「砂の惑星 feat.初音ミク」がTwitterのポイントのみで首位に躍り出た。 本作は8月2日にリースされる『マジカルミライ2017』の収録曲。米津がハチ名義でボカロ曲を発表するのは4年ぶりということもあってネット上で大きな話題となり、週間で12万以上ツイートされた。ビルボードジャパンの集計では、毎週Twitterで1位を獲得する楽曲の平均ツイート数は約5~6万であることからも本作の注目度の高さが感じられる。また、本作の話題が波及したのか米津玄師の「アイネクライネ」の
アニメソング(以下、アニソン)を取り扱う大手レコード会社ら10社は3月24日、共同で新会社を設立し、アニソンに特化した定額制音楽配信サービス「ANiUTa」(アニュータ)をスタートしたと発表した。楽曲は専用アプリ(iOS/Android)で視聴できる。有料プランの料金は月額600円(税込)。 人気アニメ「ラブライブ!」「マクロス」「ユーリ!!! on ICE」「進撃の巨人」など、アニソン、ゲーム音楽、ボーカロイド、特撮に関連する楽曲を5万曲以上取りそろえる。そのうち約2万曲は、他社を含む定額制サービスでの提供が初めてとなるという。有料会員は全曲が“聴き放題”になり、無料ユーザーは楽曲検索と試聴のみを行える。 テレビアニメ放送と連携した先行配信やコラボレーション楽曲など、ANiUTaオリジナルコンテンツを用意。有料会員特典として、コンサートチケットの優先予約や限定グッズ販売なども予定している
ニコニコ動画から誕生したオーケストラ「Niconico Sounds in BRASS」初の国内単独公演、『Niconico Sounds in BRASS国内自主公演2016「#NNSBかわさき」』が10月29日に開催されます。 【関連:ニコニコ吹奏楽サークル、『Niconico台日交流會』へ向け支援を募集】 そもそもNiconico Sounds in BRASSはニコニコ動画で人気の楽曲を吹奏楽にアレンジし楽譜頒布を行っていたプロジェクト。それが演奏する機会を得て、有志が集まりオーケストラになり、さらに2016年には台湾でも演奏。1月に「Niconico台日交流會」、ゴールデンウィークには「台湾國際音楽節」と出演しています。 10月29日の公演では得意のアニメにボカロ曲と盛りだくさんで演奏。会場はサンピアンかわさき(川崎市立労働会館:神奈川県川崎市川崎区富士見2丁目5-2)。チケット
公式:Amazon.co.jp | Prime Music | 音楽聴き放題 Google Play Music編はコチラ ↓ ・定額聴き放題ボカロアルバムまとめ【Google Play Music編】(2016年6月) | mogi2fruitsどっとねっと Amazonプライム会員の特典の一つに「100万曲以上の楽曲や数百のプレイリスト、そしてプライムラジオが聴き放題」というものがあります。対象楽曲であればその楽曲を購入しなくてもWEBブラウザやアプリから聴けるサービスですね。 楽曲を探すには「Amazon.co.jp | デジタルミュージック | 音楽配信」の「おすすめ」「フォーマット」「ジャンル」などを辿るか、アーティスト名や楽曲・アルバム名で検索することになるのですが、ボカロ関連楽曲を探すのに結構手間がかかるんですよ。今回は筆者が探し出した楽曲をアルバム毎にまとめてみました。これ
2014年、BABYMETALがソニスフィアでアウェーの中6万人ものオーディエンスの前で伝説を作った頃、日本のTVでは情報統制でもあったかのごとくほとんどこのニュースは報道されなかった。 たしかその頃はTVをつければ小保方さんだの佐村河内だの野々村竜ちゃんだのとっかえひっかえスケープゴートを作りだしてジャーナリズムを盾にして袋叩きにしていた。 それは今も昔も変わらない。 どんなに歴史的な快挙をやってのけても一日もたてば忘れ、誰かを叩いてストレスを発散させている。 みんな他人の”いいニュース”なんてこれっぽっちも興味が無いのか。いやそれともマスコミに洗脳でもされたのかな? もうそういうのはこりごりだ。寝っ転がってワイドショー見ながら他人の悪口を言ったりするオバちゃんみたくなりたくねー。 このはるか異国の地で起きた奇跡を動画を通してとはいえリアルタイムで体感してしまった時点で、もうすでに遠い未
小中学校へのタブレット導入が進むなか、ヤマハが小中学校向け教育パッケージ「VOCALOID Education」を開発している。楽譜が読めない子供でも、タブレットで手軽に作曲でき、創作活動の楽しさを味わえるという。 「2020年までに全ての学校で1人1台のタブレットを導入したIT授業を実現する」――。文部科学省がそんな目標を掲げていることもあり、近年、小学校や中学校におけるタブレット導入が進みつつある。しかしその一方で、タブレット用の教育ソフトやメソッドはその流れに追い付いていないのが現状だ。 そんな流れを変えようというのが、大手楽器メーカーのヤマハが手掛ける音声合成ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」を使った小中学校向け教育パッケージ「VOCALOID Education」だ。タブレットのタッチ操作で作詞作曲ができるソフトで、楽譜が読めない子供でも簡単に音楽が作れるという。 VOC
教科書に何が起きているんですか? ポピュラー音楽の鑑賞では・・・ 「サウンド」と「ヴォーカル」をテーマに特徴的なジャンルや演奏者を紹介。「初音ミク」も取り上げました。 「初音ミク」も取り上げました。 なんてやばい時代になってきたんだ。すごいぞミクさん。すごいぞ日本。 ちなみに過去の「高校生の音楽」もすごい綺麗。平成27年度からおかしく綺麗になったらしい。ここでまですごいのは教育芸術社だけ! 平成27年度(2014年) イラストレーター気になるのがこのイラストレーター中村佑介さんでした。すごい人だよ。見たことある人多いはず。 中村佑介中村佑介 Twitter:@kazekissa ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしのCDジャケットをはじめ、『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』、音楽の教科書など数多くの書籍カバーを手掛けるイラストレーター。ほかにもアニ
▼ヒトリエ INFORMATION wowaka(Vo/Gt.)、シノダ(Gt/Cho)、イガラシ(Ba)、ゆーまお(Dr)からなる4人組ロックバンド。 2014年にソニー・ミュージック傘下に自主レーベル<非日常レコーズ>を立ち上げメジャーデビュー。 2016年1月、TVアニメ「ディバインゲート」のオープニングテーマとなる3rdシングル「ワンミーツハー」を、2月24日に2ndフルアルバム「DEEPER」をリリースした。 3月より新木場STUDIO COASTをファイナルに迎える全国ワンマンツアー「one-Me Tour “DEEP/SEEK”」を開催する。 —– 2ndアルバム『DEEPER』 2016年2月24日発売 発売元:非日常レコーズ ・初回生産限定盤[CD+DVD]:AICL-3058~9 / \3,400+税 ※三方背ケース&DVDサイズスペシャルパッケージ/ピクチャーレーベル
何故か昔のボカロに関する記事があほみたいに伸びていたので、急ではあるけれど人間らしいボーカル性ということの目安のようなものを作っておかないといけないと思ったので簡単にまとめてみる。改めて言う必要もないぐらい非常に基礎的なことではあるけれど、何かの参考にしてもらえると幸いだ。 歌の初歩の初歩は音程だと思うけれど、その次はアクセントとリズムだ。たぶんこの中で一番聞き心地に影響するのはアクセントだと思う。 誰でも知っているようなこととして大体の曲では強勢は大雑把に1,3拍か2,4拍(拍子がわからない人は、手拍子で歌を1,2,3,4と4つに分割することを想像して欲しい。それが拍子で、1,3拍というのはひとつ目と3つめの拍という意味だ)に乗るが、これはリズムを明確化する意味合いが強い。それより細かい部分はフレージングの中で決まる。 フレージングというのは歌をフレーズごとに切り分ける作業だと思ってもら
音楽で成功するなんで実力と運次第、なんてよく言われるが、そんな慰めを抱えてバンドをやっていちゃ何回生まれ変わっても成功できない。ある程度まで上り詰められるバンドは、どれもフロントマンがキレ者。行動力と頭脳、この二点に優れたものが他を出し抜けるのだ。 そのまさに好例がコンテンポラリーな生活、フロントマンの朝日だ。このバンドが企業なら入社したい。株買いたい。それほどにこの朝日という男、聡い。 このサイトを見てる人間は意外にバンドマンが多いらしい。君たちと俺が見るべきはこんなサイトじゃなくて現実だ。目を覚ませ。 そんな燻っているバンドマンのみなさんには是非このコンテンポラリーな生活というバンドを参考に、己のバンド活動についてもう一度見直してほしい。 朝日、またの名を石風呂 半年、一年間、または三年間頑張って身を削りバンド活動をしました。月2のライブでそこそこのファンを呼べるようになりました。とな
11月3日にZepp TokyoでDJイベント「nagomix」が開催される。 イベントではEDM、chiptune、J-POP、Game、Anime、vocaloid、Hardcore、House、Trance、東方シーンが1日で体感でき、Sunday nagomix出演中の各シーンをけん引している、Sunday nagomix出演中の各シーンをけん引している、ATOLS、いぬ、うぃにゃん、emon、氷人形、ZANIOら豪華出演者陣のDJパフォーマンスが楽しめる。 さらに、iFLYER画面提示で全員無料ご招待! nagomix詳細 [出演アーティスト] ATOLS/いぬ/うぃにゃん/emon/氷人形/ZANIO/siromaru/すけっちP/Mayumi Morinaga(moimoi)/Starving Trancer/SPACELECTRO/全農連P/ちたま/DJ Tokunaga/
ちょうど一年前遺産への依存の大きいボカロという記事を書いた。 今回は今年のデータと比較してみる。 今年の再生回数ランキングでは、1位 脳漿炸裂バーサン 歌ってみた、 2位 千本桜、3位 全く身にならないソングとなっている。千本桜の伸びは多少落ちているが最終的に一位になる可能性が高いだろう。 下が今年の再生数の内訳グラフだ。今年の曲の再生は全体の4分の1程度しかない。 今のボカロファンは4回に1回だけ今年の曲を聴き、後の3回は昔の曲を聴いている計算になる。正直私の感覚ではこれはちょっと異常だ。 「今のボカロファンは新曲に興味がない」と言われても反論できない。 今年の曲と去年の曲を足した割合だと、2014年では54%だったが2015年では44%で一割も減った。 このままだと先細りの未来しかないとも思えるが、実は不思議なことに全体の再生数自体はほぼ横ばいである。新曲の再生数が減っているだけなのだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く