診療所の開業医の約2割が、自身の診療所のホームページを持たず、広告も出していないことが、ケアネット(東京都千代田区)のアンケート調査で分かった。自由回答では、広告やホームページの情報よりも、患者の口コミの方が宣伝になるとの声が多く寄せられた。 ケアネットは2月22-24日、医療広告やホームページでの情報提供について調査を実施。同社サイトの会員医師のうち、診療所の開業医1000人から有効回答を得た。 調査結果によると、広告やホームページで開示している情報を複数回答で尋ねたところ、20.1%が「広告・ホームページなどを利用していない」と答えた。 開示情報として回答が多かったのは、「専門資格」(55.5%)、「施設・機器・設備」(47.0%)、「専門診療の内容(取り扱い医薬品・検査など)」(41.3%)、「医師の略歴」(40.8%)などだった。 また、インターネット上の評判を気にしているか