参議委員選挙の結果を受けて野党多数となった参議院で、今後どのような事態が起こるのかが気になっているのですが、「治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ」で、鋭い指摘がありました。 参議院で与野党が逆転しました。これで何が変わるかということについて少し考えてみました。 威勢の良い方は「衆議院から来た法案は全部突き返せ」みたいなことを言います。そんな愚かなことをしていたら次は郵政解散以上の大敗北を喫することは火を見るより明らかですから、野党がそんなことをするはずもありません。「法案を参議院で審議未了にしてどんどん廃案にしていく」というのはもう少し筋がいいですが、それとて国民の目から見て先延ばし戦略があまりにミエミエですので常に採用できる策ではないように思います。ましてや、「議長が本会議のベルを鳴らさない」といった案を喧伝する人に至っては夢物語と言わざるを得ません。これまで議長に対して「公平な議事運営