Musopenは昨年、Kickstarterで集めた資金で録音したベートーベンやブラームスの管弦楽作品などを著作権フリーで公開しているが(/.J記事)、今度はショパンの作品を対象とした新たなプロジェクト「Set Chopin Free」を開始した( Set Chopin Free、 本家/.)。 Set Chopin Freeはショパンの全作品を録音して著作権フリーで公開するというもの。作品数はおよそ245点で、演奏は1080p動画と20bit 192kHzオーディオで提供される。今回のプロジェクトでショパンが選ばれた理由として、広い支持の得られる人気作曲家である点と、作品数が手頃である点が挙げられている。モーツァルトの全作品を対象にした場合は目標額が1桁増えてしまうだろうとのこと。Kickstarterでの目標額は7万5千ドル。プロジェクトは開始2日間で14,729ドルを集めている。
何だかわからないけどPAをやらされることになって、でも長い文章は読みたくないという人のための解説。何よりも大切なことは「機材の取扱説明書をよく読む」ということなので、まだ読んでいない人はこんな解説を読む前にさっさと取扱説明書を読もう。最低でも、ミキサの取扱説明書だけは熟読しておくこと。 ミキサやMTRの操作は製品ごとに異なるし、マニュアルを読めばよい話なのでここでは触れない。とくにYamahaの機器はマニュアルが充実しており、オーディオ関連の知識を得るための読み物としても十分な価値がある。さらに嬉しいことに、マニュアルをオンラインで公開(オーディオ製品用の目次)してくれているという太っ腹ぶり(販売終了製品も一部掲載されている)なので、アナログミキサのエントリーモデルMG10/2や4トラアナログMTRのスタンダードモデルMT400のマニュアルには(該当機器を所有していなくとも)ぜひ目を通して
第248回:圧縮オーディオのための音作りについて考える ~ 圧縮オーディオに携わってきたプロに聞く、音作りの秘訣 ~ 何年か前までレコーディング業界では邪道扱いされていた圧縮オーディオだが、iPodなどの爆発的な普及、そしてネット配信での販売が本格化したことで、見方は大きく変わってきた。そして、ようやく圧縮オーディオのための音作りに本腰を入れて取り組む人たちも出てきた。 まだまだ手探り状態といった感じではあるが、そんな中、18年も前から圧縮オーディオに携わってきたという珍しいレコーディングエンジニア兼マスタリングエンジニアがいる。今回は株式会社メガアルファのスタジオエンジニアである桑原和男氏に、圧縮オーディオの音作りの秘訣などを伺った。 ■ 圧縮オーディオとの出会いはスーパーファミコン 桑原氏に最初にあったのは、ローランドのR-09の発表会の会場だった。桑原氏はこの発表会で、レコーディング
(前回の続き) 前回と同じサイトのトップページで紹介されているのが、去年2010年11月にAES(オーディオ・エンジニア・ソサエティ)の大会で発表された、Earl Vickersさんによる研究論文です。 http://turnmeup.org/ ページを下にスクロールすると、青い背景に大きく白字で「The Loudness War:なんとかなんとか」って書いてあるビデオがありますが、それが彼のプレゼンスライドです。 Earlさんは淡々とした話し方をする男性ですね。本業は、DSPによるアルゴリズムの研究者のようです。マルチバンドコンプレッションについての論文なんかもある人ですが、彼がLoudness Warについてひとこと言いたくなったのがこのプレゼンテーションです。 つまり、リアルな音楽業界の実務をやっている人ではないので、まあそういうちゃんとした場で、なんというか大きな空気に疑問符をつけ
FL Studio 8をお持ちの方はご存知でしょう、とりあえず『Soundgoodizer』を使えば音が良くなることを。 これってオカルトなの?いえ、確実に音が良くなります。 では、なぜ音が良くなるのか、それと『Soundgoodizer』を持ってない他のDAWユーザーにも同等の恩恵を受けるには、どうすれば良いのか。 そういった事を研究していきたいと思います。 サンプル1(ノーマル) 図1-1 図1-2 サンプル1は一切手を加えていない音です。 図1-1はスペアナで見た波形、図1-2はオーディオ編集ソフトで見た波形です。 これが『Soundgoodizer』を使うことによって、どの様に変化するのか見ていきます。 サンプル2(Soundgoodizer) 図2-1 図2-2 図2-3 図2-1が『Soundgoodizer』です。 使い方はいたって簡単で、ミキサーに差し込む。ただそれだけです
Pro Tools系の情報サイト、Pro Tools Expertが、「Appleのプロ・オーディオ・アプリケーション・チームから、多くの人がいなくなった」という気になる記事を掲載しています。 Logicは、Sountrack Proのようにフェード・アウトしてしまうのでしょうか。はたまた、AppleはLogicをiPad用アプリとして再生しようとしているのでしょうか。非常に気になるニュースです……。以下、Pro Tools Expertの記事の要約です。 “何人かのAppleの元従業員の話を総合すると、Appleのプロ・オーディオ・アプリケーション・チーム(Logicなどを開発しているチーム)は、事実上無くなったそうです。また、ある筋からの情報によれば、ヨーロッパでは最近2人のプロ・アプリケーション・スペシャリストがいなくなり、そのポジションを別の人間で埋める予定もないとのこと。そのプロ
以下の文章は、Miguel de Icaza による What Killed the Linux Desktop の日本語訳を著者の許諾を得て公開するものである。 本文については、八木の野郎さん、Shiro Kawai さん、猪股健太郎さんに誤訳の訂正をいただきました。ありがとうございます。 これは実話である。 うちの Linux マシンの /home ディレクトリがあるハードディスクがおかしいので、それを新しいのに換えなければならなかった。このマシンは机の下にあるので、ケーブルを全部抜き、マシンを外に出し、ハードドライブを交換してまたプラグを全部つなぎ直さなければならなかった。 至極ありきたりなことだ。AC 電源をつなぎ、キーボードをつなぎ、マウスをつないだが、スピーカーケーブルを手に取ると、僕はそれをつなぐのはやめた。 なんでオーディオ設定なんかに手間かけなきゃいけないの? オーディオ
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