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健康とbooksに関するTakayukiN627のブックマーク (30)

  • mRNAワクチンを接種した人全員に読んでもらいたい、ワクチン開発の奮闘を描き出す一気読み必至のノンフィクション──『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』 - 基本読書

    mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来 作者:ジョー ミラー,エズレム テュレジ,ウール シャヒン早川書房Amazon政府によると、日の新型コロナウイルスワクチン接種回数は1億9800万回、2回の接種を完了した人は総人口の77%と数字が出ているが、書『mRNAワクチンの衝撃』はそうしたワクチンの中でもビオンテック・ファイザー社によるワクチンがどのように開発され、世界に行き渡ったのかを描き出す迫真のドキュメントだ。 まだワクチンが出回り始めて十分な期間があるわけでもなく、これほどの速度で刊行される(原書も刊行されたばかり)は中身が速度の犠牲になっていることも多いので読み始めはそこまで期待していたわけではなかったのだが、書はまるで何年も準備をしてきたかのように中身が詰まっている。面白すぎて一気読みしてしまった。 ビオンテックはまだ多くの人が新型コロナウイルスの危険性を認識し

    mRNAワクチンを接種した人全員に読んでもらいたい、ワクチン開発の奮闘を描き出す一気読み必至のノンフィクション──『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』 - 基本読書
  • 文学の手法を取り入れた医療『ナラティブ・メディスン』

    患者と医者はすれ違う。たとえばこんな風に。 医者「いつ頃から、お酒をたくさん飲むようになったのですか?」 患者「夫が亡くなってからです」 医者「それは何年前のことですか」 患者は腹痛を訴えており、医者は彼女のアルコール摂取量が多いことに気づいている。医者も患者も、腹痛と飲酒量の関係性を疑っているが、それをどのように聞こう/語ろうとしているのかが異なっている。 医者は深酒をしていた期間を聞こうとする一方で、患者は、なぜ深酒をするようになったかを、自分の人生の物語として語ろうとしている。 夫が生きている間は飲まなかったとか、夫の死後は苦労が重なったといった話をさえぎり、医者は、最終的に知りたいことを聞き出せるだろう。だが、患者が語りたいことは残されたままだ。 彼女は、自分のたった一つの身体に起きた異変に戸惑い、恐れ、不安に感じている。痛みや苦しみに耐えながら、なぜそれが、よりにもよって自分の人

    文学の手法を取り入れた医療『ナラティブ・メディスン』
  • 「ゆーて筋トレだし、楽とかないし、私の運動したくなさ舐めてもらったら困るわ」と鼻で笑いながらページを開いたら光文社は"本気"だった

    間悠@12/3佐賀之書店をよろしく @honyanohomma 書名載せておきます 『力尽き筋トレ』です ホントに心底何もしたくないけど、何かしなきゃとは思ってる運動嫌いのみなさん、観念して一緒にはじめてみませんか……仲間が欲しい #石哲郎 #光文社 #筋トレ #息止めチャレンジ20秒しか出来なかった twitter.com/ishimoto14/sta… 2020-10-25 09:38:51 石 哲郎 @ishimoto14 10月21日発売 力尽き筋トレ! 今までで一番緩くてバリエーション豊富です!筋トレというより運動をやる、やらないの"はざま"にいる方に読んでほしい!0から100は難しいけどまずは20から! 残りHPが僅かしかないなら取り敢えず布団の上でこれやって寝よ!みたいなノリです(^^) amzn.to/37hHgGA 2020-10-19 20:08:50 石 哲郎

    「ゆーて筋トレだし、楽とかないし、私の運動したくなさ舐めてもらったら困るわ」と鼻で笑いながらページを開いたら光文社は"本気"だった
  • 老化は治療可能な病気である──『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』 - 基本読書

    LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界 作者:デビッド・A・シンクレア,マシュー・D・ラプラント発売日: 2020/09/16メディア: 単行この『LIFESPAN』は、老化の原因と若返りに関する研究者/長寿研究の世界的権威であり、同分野で50件に及ぶ特許を取得し10以上のバイオテクノロジー関連の企業の立ち上げに関わっている実業家でもあるデビッド・A・シンクレアによる、老化研究の最前線について書かれた科学ノンフィクションだ。老化はほとんどすべての病気の起因となるにも関わらず、人が老いるのは仕方がないことと諦められてきた。 だが、老化の原因に関する研究が進むにつれて、老化を遅らせ、最終的には老化を完全に止めることができるのではないか、という道筋が立ち上がってきた。著者は、人間の老化のメカニズムを解き明かし、その仕組み上、老化は治療可能な病であると宣言してみせる。今の先進国で長生き

    老化は治療可能な病気である──『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』 - 基本読書
  • NATROM本『「ニセ医学」に騙されないために』解説文 - warbler’s diary

    NATROM(なとろむ)さんの著書『「ニセ医学」に騙されないために』に収録されている解説文を出版社のご厚意により、無料で公開します。 [解説] 15年程前になりますが、私の知人のAさんは妊娠中に初期の乳がんと診断され、出産後すぐに乳房温存手術を受けました。手術後は、来ならば抗がん剤と放射線治療を継続して、がんの再発を抑えていく必要があります(こうした治療を受ければ、当時でも8割くらいの確率で10年以上の生存が期待できました)。しかし、抗がん剤治療をしていると、母乳で育てたくても与えられないこと、ある健康に「抗がん剤は効果がないばかりか、副作用によって苦しんで逆に早く死んでしまう」という情報が書かれていたことから、出産後でナーバスになっていたAさんの不安はとても大きくなっていきます。母乳を与えるためにもと、「これでがんの再発も防げる」という体験談が紹介されていた自然療法をすすめるに希望

    NATROM本『「ニセ医学」に騙されないために』解説文 - warbler’s diary
  • 「エンジニアの心を整える技術」をnoteで2章まで無料公開します! #感想まとめ #技術書典6|karamage@柿本 匡章

    このnoteは、2019年4月14日に開催された「技術書典6」で頒布し、これまで600部以上(書籍+PDF版)販売している「エンジニアの心を整える技術 - 誰でも実践できる心のリファクタリング術 - 」のPDF版のダウンロードページになります。 技術書典6での当日の販売の様子です。 ものすごい勢いで書籍版は技術書典の開始早々に売り切れてしまいました。 足を運んでいただいたのに買うことが出来なかった皆様、まことに申し訳ありませんでした。 そして、これまで書を購入してくださった方々、当にありがとうございます。 著者として感謝感激です。 ここでは、「エンジニアの心を整える技術」の1章、2章を無料公開いたします。 また、このnoteをご購入いただくと「エンジニアの心を整える技術」のPDF版のダウンロードが可能になり全編読むことができます。 また、読者からの感想をまとめています。合わせてご覧くだ

    「エンジニアの心を整える技術」をnoteで2章まで無料公開します! #感想まとめ #技術書典6|karamage@柿本 匡章
  • 苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』

    生活や仕事の質を上げるテクニックが「ライフハック」なら、書は、安らかに死ねるためのテクニックを集めた「デスハック」である。QOL(Quality Of Life)ならぬQOD(Quality Of Death)を向上させるノウハウ集やな。 「平均寿命」-「健康寿命」≒ 10年 日人の8割は病院で死ぬが、病院では迎える死は「安らか」でない場合が多いという。なまじ延命治療技術が発達してしまったため、病院のベッドに何か月も縛り付けられたまま拷問のような状態で死に至る人が大勢いるらしい。 WHOによると、「健康寿命」の定義は、「医療や介護に依存せず、自力で生活ができる期間」になる。日人の平均寿命(2016)と並べると、こうなる。 健康寿命/平均寿命 男  71歳 / 80歳 女  74歳 / 87歳 つまり、死ぬ前に、男は10年、女は12年程度、医療や介護のお世話になる期間があることが見込ま

    苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』
  • 血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz

    2017年9月、糖尿病患者さんのための新しい血糖測定器 ”Freestyle Libre”、通称「リブレ」が日でも保険適応となった。 「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。 この「見える化」、単に便利なだけでなく、それ自体に治療的な効果があることもわかってきた。値がよく見えることは、よく管理することにつながるということだ。 とはいえ、見えすぎることもまた問題をはらんでいる。自分の意思などおかまいなしに暴れる血糖値を目の当たりにし、恐怖を覚える患者さんは少なくない。それは他ならぬ自分の身体すら、制御できない恐怖である。 そう、この血糖値と

    血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz
    TakayukiN627
    TakayukiN627 2018/07/27
    伊藤計劃『ハーモニー』
  • ワクチンに恐怖を感じる心理──『反ワクチン運動の真実: 死に至る選択』 - 基本読書

    反ワクチン運動の真実: 死に至る選択 作者: ポールオフィット,ナカイサヤカ出版社/メーカー: 地人書館発売日: 2018/05/14メディア: 単行この商品を含むブログを見る最近、麻疹が流行っている。日では一度ほぼ根絶状態まで持っていった麻疹だが、他国ではまだまだその猛威を奮っており、ワクチンや予防接種の状態が万全でなければ簡単に輸入してしまう。さらに、感染がまた起こったのは、日では現在MRワクチンの接種回数を2回に定めているが(1歳から2歳までに1回、5歳から6歳までに1回)、一時期この回数が1回のみだったことなどが関係しているとみられている。 僕も書を読むまでは知らなかったのだが、こうした状況は、アメリカではさらにひどいことになっているようだ。2009年から10年の間にニューヨーク市とその周辺で3500件のおたふく風邪が報告され、10年には百日咳で子ども10人が死亡した。12

    ワクチンに恐怖を感じる心理──『反ワクチン運動の真実: 死に至る選択』 - 基本読書
    TakayukiN627
    TakayukiN627 2018/05/14
    『知ってるつもり――無知の科学』では、人の知識や信念は周囲の人々、コミュニティによって決まるので、個人ではなくコミュニティ全体へと働きかけよと説く。本書でも同様の事例が紹介されている。
  • 『反ワクチン運動の真実 死に至る選択』 - HONZ

    書『反ワクチン運動の真実』は『代替療法の光と影』に続き、地人書館から出版されるポール・オフィットの2冊目の著書となる。 ポール・オフィットは1951年生まれ、感染症、ワクチン、免疫学、ウイルス学を専門とする小児科医である。ロタワクチンの共同開発者の一人であり、米国屈指の名門小児科病院であるフィラデルフィア小児科病院で長らく感染症部長を務めた後、現在はペンシルバニア大学医学大学院の小児科教授として教鞭をとるほか、フィラデルフィア小児科病院ワクチン教育部長も務めている。 1999年に『予防接種は安全か――両親が知っておきたいワクチンの話』日評論社(2002)と抗生物質の使い過ぎをやめようと呼びかける親向けのを出版、その後、書にも登場するポリオワクチンでポリオに感染した子供が出たカッター事件を扱った、『カッター事件』(未訳)を2005年に執筆出版したのを機に、2017年に出版された『パン

    『反ワクチン運動の真実 死に至る選択』 - HONZ
  • がんになった親が子どもにしてあげられること

    人の2人に1人はがんになる昨今、告知された場合に、してはいけないこと、すべきことについては予習した。だが、家族については、特にわが子についてはどうだろう? 書は、ずばりそのような問いに応えている。「がんを告知された読む」は沢山あるが、人のケアを主眼においている。そうではなく、子ども、特に幼児から思春期の子どもを持つ「親」として、どう振舞えばよいか、どう接すればよいかが書いてある。 そもそも伝えるべきなのか、どのステージで伝えるべきなのか、どうやって語ればよいのか、頼るべき人はいるのか、そして、(これは人によるが)残された時間で遺してあげられるものは何か。 著者は医療ソーシャルワーカーで、がんになった親子を実際にサポートする現場から得た知見が惜しげもなく開かれている。ウェブサイト「ホープツリー」でも、がんになった親と子のための様々な情報提供がなされている。 書を手にして、いいなと

    がんになった親が子どもにしてあげられること
  • Amazon.co.jp: 医心電信―よりよい医師患者関係のために: 酒井健司: 本

    Amazon.co.jp: 医心電信―よりよい医師患者関係のために: 酒井健司: 本
  • 「スゴ本」の中の人が選ぶ、あなたを健康にするかもしれない5冊 - ソレドコ

    こんにちは。「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」を運営する、Dainです。 今回は、何かと気持ちをあらためたくなる年明けらしいテーマでお話ししたいと思う。それは「健康」。 健康とは何か? WHO(世界保健機関)によると、健康はこう定義されている。 健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること (公益社団法人 日WHO協会 - 世界保健機関(WHO)憲章 より抜粋) そう考えると、健康であることのハードルは、けっこう高いと言える。なぜなら「体の調子が良くないけれど、病院に行くほどでもない」という状態は、健康ではないことになるから。 この「健康ではない」は、けっこうな幅がある。 まず、医者に行く場合。悪寒で震えが止まらないとか、日常生活に支障をきたすほどの痛みとか、毎晩眠りたいのに眠れ

    「スゴ本」の中の人が選ぶ、あなたを健康にするかもしれない5冊 - ソレドコ
    TakayukiN627
    TakayukiN627 2018/01/06
    自分の小さな「箱」から脱出する方法
  • Amazon.co.jp: ワクチンは怖くない (光文社新書): 岩田健太郎: 本

    Amazon.co.jp: ワクチンは怖くない (光文社新書): 岩田健太郎: 本
  • 近藤誠氏による「ワクチン副作用の恐怖」批判ツイートまとめ - Togetterまとめ

    io302 @io302 さて『がんもどき』で反医療を一世風靡した近藤誠氏の反ワクチンです。 『乳児に7同時接種で急性脳症』 →同時・単独接種の比較は検討済みですか? 『川崎病の発症にワクチン関与』 →え?ワクチン未接種の乳児発症例もありますが? 他にもツッコミ所満載 pic.twitter.com/iR0g9FV8LQ 2017-11-06 08:36:05

    近藤誠氏による「ワクチン副作用の恐怖」批判ツイートまとめ - Togetterまとめ
  • 『こわいもの知らずの病理学講義』 病は理から、理は言葉から - HONZ

    「十分に発達した科学は、魔法と見分けがつかない」とはSF作家アーサー・C・クラークの言葉だが、現代社会は魔法としか思えない科学であふれている。急速に発達し続ける科学は生活をより便利なものにしてきたが、深化した科学の中身はより理解が困難になっている。生活必需品となったスマートフォンを例にとってみると、その魔法のような機能の全てを科学的に説明できる人などほとんどいないはずだ。 進化を続けているのはIT関連技術だけではない。分子生物学の発展により、20世紀後半から生命科学は爆発的に進歩しており、新たな薬や治療法がニュースの紙面を飾らない日はない。著名人が実践した先端医療は大きな話題を集め、多くのフォロワーを生む。気を付けなければならないのは、世間をにぎわせる医学情報には誤りが多く、時には有害であるということ。医学を魔法のままにしておくことは、ときに生死に関わりうる。DeNAが運営していた医療情報

    『こわいもの知らずの病理学講義』 病は理から、理は言葉から - HONZ
    TakayukiN627
    TakayukiN627 2017/10/20
    講義後半までしっかり読み進めれば、「がんもどき」理論が“理論”と呼べるものではなく、「アホな説」であることが良く分かる。
  • 『こわいもの知らずの病理学講座』情報の洪水に溺れる前に - HONZ

    うちは多分、がん家系だ。父は珍しい腎臓がんに始まり、胃がん、皮膚がんの果てに88歳で末期の肺がんが見つかりこの世を去った。最近、弟に初期の胃がんが見つかり内視鏡で切除した。かなりまずい。 医師の告知が普通になり、インターネットで情報が簡単に手に入るようになった。命に関わるだけでなく生活の質(QOL)を向上させるためにも、正しい病気の知識を解説したが欲しいと思う人は多いだろう。 著者の仲野徹は大阪大学大学院医系研究科教授で病理学を教えている。「エピジェネティクス」という最先端医学の泰斗であり『幹細胞システムにおける細胞分化機構の解明』という研究で日医師会医学賞も受賞している立派な研究者なのだが、猛烈な読書家であり、趣味は義太夫語りという多趣味で多才な人でもある。 仕事柄、人から病気について尋ねられることも多く、一般の人の知識不足を嘆いていたある日、ふと気づく。「自分で書いてみよう」。

    『こわいもの知らずの病理学講座』情報の洪水に溺れる前に - HONZ
  • 次のAmazonレビューを確認してください: マンガで分かる肉体改造 糖質制限編 (ヤングキングコミック)

    主人公を男性に設定にする事で、『ダイエットは女性やリア充がするものだから、 男性や非リアがやるのは恥ずかしい』という、うしろめたさを破壊してくれるのは流石。 この手法は、他社のダイエット解説もお手にして欲しいです。 ただ、解説されている内容の方に問題があります。 糖質制限と一口に言っても、医師によって意見が分かれていて、大きく分けて 『ケトン体消費を起こさないリスク無しの粗・糖尿病患者系(100~130g+低GI推奨/バーンスタイン式)』 『ケトン体消費を起こして短期間に痩せる・ボディビル系(0~20g+高タンパク推奨/ライザップ式)』 『間を取ってケトン体消費が起きるギリギリを狙う(40~60gくらい/アトキンス式)』の、3つの派閥があるようです。 ここでは、便宜上ライザップ式とアトキンス式を『スーパー糖質制限』と呼びます。 (常人の糖質摂取量1日200~300g、ご飯1杯50

  • 心の救急箱『自分で心を手当てする方法』

    風邪を引いたらどうするか? もちろん、暖かくして栄養睡眠をしっかりとる。転んでちょとした擦り傷ができたら、雑菌が入らないように手当てする。なぜか? 風邪をこじらせて肺炎になりなくないし、傷を放置して化膿させたくないから。あたりまえの常識の話だろう。 だが、体のケアは常識なのに、心のケアは省みられていない。書を読んで、そのことに気づかされた。心の救急箱のようなこのは、日常的な「心の傷」を取り上げ、それを手当てするための方法を具体的に紹介する。 たとえば、「同僚に無視されて傷ついたとき、どうするか?」「大切な人がいなくなって辛いとき、どうすればいいか?」など、実際に著者が手当てして、フィードバックを受けた事例が紹介されている。ユニークな相談として、「嘘がごまかせなくなり、これから傷つくのは避けられないが、どうすればダメージを軽減できるか?」というのもあった。 以下の心の傷のそれぞれについ

    心の救急箱『自分で心を手当てする方法』
  • 今週読んだ本『治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ』 | IDEA*IDEA

    2度のガンに挑んで打ち克った高山さんの。気になっていたのでKindleで購入して一気読み。今のところ健康状態には問題ないのですが、いつどうなるかわからないし、1つのケーススタディとして、とても勉強になりました。とてもリアルです。 それにしても40歳、42歳で違うガンにかかり、(いろいろな幸運が重なったとしても)気力を保ちつつ、コツコツと医師と信頼関係を気づきながら着実に物事に対処していく著者の姿勢に感銘を受けました(大変だったと思いますが)。 前半は人のリアルな闘病記、後半はガン(もしくは大病)になった場合に参考となる「情報戦の戦い方」が書かれています。今は健康であったとしても、こうした情報を摂取しておくのは大事かな、と思います。

    今週読んだ本『治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ』 | IDEA*IDEA