少子化に伴う学校の統廃合が進んでいる。岡山県内の小中学校は本年度538校で、この10年間で50校余り減った。この春も総社市と美咲町の6校が新しい学校に移行して廃止となる。 廃校を含む真庭市内の小中学校の校歌について、市立図書館が地域おこし協力隊との協働事業として情報を収集、整理、発信している。「真庭校歌研究室」と名付けた活動はユニークだ。 市民に情報提供を呼びかけ、学校の思い出などを聞き取るとともに校歌を歌ってもらう。それを記録し、許諾を得て動画投稿サイト・ユーチューブの市立図書館公式チャンネルで公開している。 33校目となる有隣中学校の校歌が先日、収録された。1949年開校し、70年に落合中学校に統合され閉校となった学校である。跡地のグラウンドに、約30人のかつての生徒と教員が集まり、歌詞の掲示を見ながら歌った=写真。 作曲者でもあり、卒業し60年余になる山本和子さん=同市=と日笠伸子さ
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