@twinrail さんが『「日本人にとって中国語の発音が難しい理由」とか「旧仮名遣いが存在した理由」とか「韓国で漢字を廃止できた理由」とか「日本で漢字が廃止できない理由」あたりが何となくわかる』とシェアした表が勉強になると話題になっております。
こうせう なお、この表中の語が全て奈良時代から使われていたわけではない。奈良時代ならそう発音されただろう、という表である。 中国語には声調と呼ばれる発音の違いがあり、例えば現代中国語で ma という発音は、高音なら「媽」(お母さん)、上昇音なら「麻」、低音なら「馬」、下降音なら「罵」を表す。日本人が漢字を輸入した時これらの声調は全て失われたので、中国人が区別していた発音を区別できなくなった。それでもなお、現在「こうしょう」と発音される語に、「かうしゃう」、「かふしゃう」、「かうしょう」、「かうせう」、「かうせふ」、「くゎうしゃう」、「くゎうしょう」、「こうしゃう」、「こうしょう」、「こうせう」の 10 個の発音があった。平安時代に入り、語中のハ行がワ行に転じた。これにより、「かふ」が「かう」に、「せふ」が「せう」に合流した。次に室町時代になると「おう」が「おー」に、「えう」が「よー」に転じ
LINEのアカウントを乗っ取り、その知人に金券カードを買わせるという詐欺行為が頻発している。その乗っ取り行為を行っている犯人は中国語圏出身者であるというが、その「台本」が誤って送られてきたという記事があった。 まさかの誤爆!LINE乗っ取り犯が“台本”を送信、その全文を公開 - 週アスPLUS その文字起こしをした方もいる。 週刊アスキーが報じたLINE乗っ取り台本「整理日本語言(1).txt」の文字起こしと分類をしてみた。 - piyolog 日本語教師としては、この不自然な日本語訳に、日々接している中国人留学生の誤用と共通するものを見る。(※もちろん、私の接している中国人留学生たちを犯人扱いする気は毛頭ないどころか、このような悪事とは無関係であると信ずる。たまたまLINE乗っ取り犯と彼らの母語が一致しただけのことであって、「これだから中国人は……」というような悪しき一般化を行ってはなら
北京での五輪(オリンピック)、中国語では「奥林匹克(アオリンピーコー)運動会」では、さまざまな選手が登場し、晴れの舞台を飾っていたようだ。スター性の強い選手も少なからず現れ、マスコミを賑わわせた。 その中に、“オグシオ”と呼ばれるバドミントンの小椋久美子と潮田玲子のペアがあった(*1)。大会の間、その「小椋久美子」の名は、中国語でどう発音されていたのだろうか。私はあまり熱心には観戦していなかったので、聞くことはなかったのだが、姓は中国語では各種の辞書の記載に従って恐らく「シアオ・リアン」(xiao3 liang2)のように読まれていたのではなかろうか。この「椋」という字は、現代の中国では「椋鳥」(ムクドリ liang2niao3)くらいにしか使わなくなっているようだ。 このムクドリに対する中国語の表現は、日本から伝わった鳥の名の表記によるものであろうが、この「椋」(リョウ)という漢字は、
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