2010-10-21 當山日出夫 先日、学会で、東京に行ってきた。学会(訓点語学会)がメインの目的であるが、そのついでに、あれこれと、人と会う用事をすませる。出版社と一件、印刷の会社と一件。 ここで、出る話は、やはり電子出版のこと。 まだ、どのように具体的にとりくんでいいのか、わからない、試行錯誤しているというのが、どうやら、たいていのところの本音のような思える。こう書きながら、かくいう、私自身が、まだ、iPadも買っていないのである。 まだ、私自身としては、iPadを買おうという気にはなれないでいる。買って変えない値段ではない。買ってたのしみのもいいのだろうが、楽しむだけで終わってしまいそうな気がする。 理由は二つ。 第一には、これでしか読めないコンテンツがまだ無い(あっても、ごくわずか)という状況がある。どうしても、iPadがなければ、必要な情報が手に入らない、本が読めない、というまで