仙台市で開かれた国連防災世界会議に出席した国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の名を冠した「韓国庭園」建設運動が米シカゴで起きているという。在米韓国団体が主導しているが、関係者の発言からは、世界的に評価が高い日本庭園を羨望(せんぼう)の眼差(まなざ)しで見ている様子も見え隠れする。 「日本庭園に胸を痛めていた」 韓国紙、朝鮮日報(電子版)によると、「シカゴ韓国庭園クラブ」(イ・グンム会長)は2月4日、シカゴ植物園で理事会を開き、同園での韓国庭園プロジェクトに潘基文国連事務総長の名前を冠することを決めた。 同紙は韓国の通信社ニューシスによるイ会長のインタビューを掲載。それによると、イ会長は「(毎年100万人以上が訪れるシカゴ植物園には)立派な日本庭園があるが、韓国のことについて知ってもらうためのテーマガーデンはないため、いつも残念に思っていた」と述べた上で、こう語っている。 「日本庭園では、