ディー・エヌ・エー(DeNA)が揺れている。震源は発足3年目に突入したばかりのキュレーションプラットフォーム事業だ。社長・守安功の肝煎りで立ち上げ、業容を急拡大。広告収入も伸び、モバイルゲームに並ぶ収益源になる、はずだった。脱ゲーム依存を急ぐDeNAは、なぜ道を踏み誤ったのか。9媒体の公開中止の衝撃「本当にそれでいいの?。法務はどう思う?モラル面は?」。2日午後1時30分、渋谷の商業ビル「ヒ
IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が、医療・健康情報サイト「WELQ(ウェルク)」の不正確さを指摘され、公開を中止した問題で、DeNAが報酬を払って外部ライターに記事の執筆を頼んでいたことが30日、分かった。閲覧されやすい書き方を指南するマニュアルもつくっており、DeNA自体が記事の作成に関わっていた。 ウェルクは「内容に誤りがあるのではないか」といった批判が相次ぎ、29日夜にすべての記事の公開をやめた。誰でも自由に記事を投稿できる「キュレーションサイト」をうたっており、DeNAは掲載の場を提供しているだけだとして、サイトに「正確性、有益性などの一切に責任を負うものではありません」と表示。記事に全く関与していない、との立場を取っていた。 ところが、関係者によると、少なくとも一部の記事については、DeNAが外部のライターに報酬を支払って記事を書くよう依頼していた。ネット上で企業とライタ
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