Linux 4.2-rc(リリース候補版)1が7月5日にリリースされた。変更された行数で見ると過去最大のrcになるという(メーリングリストでのアナウンス、V3.co.uk、The Register、Phoronix)。 Linus Torvalds氏によれば、4.2-rc1では100万行以上のコードが追加されおよそ25万行が削除されたという。およそ49%がAMDの新しいGPUドライバ関連のものとなっており、単一のドライバがパッチ全体の半分近くを占めるという、少し変わった状況になっているそうだ。一方、その他の変更点はいたって普通で、主にドライバーやアーキテクチャーの更新のほか、ファイルシステム関連の変更などが含まれる。ただしアーキテクチャー関連では、安定していてあまり変更されることのないローレベルのx86コードの一部で整理が行われた点が通常とは異なるとのこと。 なお、4.1-rc1はコミット
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0062 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0062 号 Kaigi on Rails 特集号 RubyKaigi Takeout 2020 特集号 Rubyist Magazine 0061 号 Rubyist Magazine 0060 号 RubyKaigi 2019 直前特集号 Rubyist Magazine 0059 号 Rubyist Magazine 0058 号 RubyKai
2013年5月16日木曜日 Linuxカーネルをコンパイルする Linuxカーネルにはいくつかの種類がある。 Linusツリー Linus Torvaldsが管理するLinusツリー。Linuxカーネルソースコードの大本。新しいLinuxカーネルがリリースされたというのはLinusツリーのソースコードに新しいリリースバージョンのタグが付与されたことを意味する。新しいバージョンがリリースされた直後に、次のバージョンに向けた変更を受け付けるための期間である「マージウィンドウ」が開かれる。期間はおよそ2週間。マージウィンドウが閉じられると、rcカーネルがリリースされる。rcカーネルがリリースされてから次のカーネルがリリースされるまでは、主にバグ修正のみが受け付けられる。rcカーネルはおよそ1週間毎にrc1、rc2...という風に版を重ねていく。Linusがリリースできる品質であると判断したら
Linuxカーネルは、Unix系オペレーティングシステムであるLinuxのカーネル。リーナス・トーバルズによって開発が開始された。ライセンスにGPL(バージョン2)を採用する自由なソフトウェアである。 通常、Linuxカーネルと言えばリーナスが管理・公開している公式版(メインライン・カーネル)を指すが、Linuxディストリビューションで使用されているカーネルは、バージョンが古かったり、ベンダーが独自の改造を施してあることが多い。例えば、Androidで使用されているカーネルもそのひとつである。このような非公式のカーネルは、ベンダー側が対応すべきとしているため、Linux Kernel Mailing Listなどでは基本的に対応対象外となっている。 開発の初期には、MINIXを参考としており、影響を受けてもいるが、MINIXのコードは使用せず、ゼロから書かれた(IBM PCを端末エミュレー
Linux(リナックス、他の読みは#「Linux」の読み方で後述)とは、狭義にはUnix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネルを指し、広義にはそれをカーネルとして周辺を整備したシステム全体のことをいう(GNU/Linuxも参照)。 概要[編集] Linuxは、狭義にはLinuxカーネル、広義にはそれをカーネルとして用いたオペレーティングシステムを指す。 LinuxはUnix系(英: Unix like、Unixライク)オペレーティングシステム (OS) の1つとされる。カタカナでは「リナックス」と表記されることが多い(「Linux」の読み方を参照)。Linuxは、スーパーコンピュータ、メインフレーム、サーバ、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、組み込みシステム(携帯電話やテレビなど)など、幅広い種類のハードウェアで使用されている。 Linuxカーネルは、最初PC/A
Linuxカーネルに含まれるKVM(Kernel-based Virtual Machine)は、シンプルな設計によるオーバーヘッドの少なさや多くの企業が開発に参加できるオープン性が大きな魅力です。KVMを利用して仮想化することで、増えてしまったサーバを集約してコスト削減を実現できるのが大きなメリットです。また物理サーバのメンテナンス停止時にライブマイグレーションを利用すればサービスを停止する必要がなく、従来よりも柔軟な運用が可能になる点も魅力といえます。 KVMの宿命 KVMは2005年にイスラエルのQumranet Inc.(以降、Qumranet社)により開発が始まりました。 Qumranet社はLinuxベースの仮想化ハイパーバイザであるXenを開発したXen Source Inc.社からスピンアウトしたエンジニア達によって設立されたベンチャーで、VDI(Virtual Deskt
Linus Torvalds氏は9月2日、Linuxカーネル3.11を発表した。安全な一時ファイルを作成できる「O_TEMPFILE」フラグの導入やNFS 4.2のサポート、swapページを圧縮して格納する「Zswap」といった新機能の追加などが行われている。 6月末に公開された3.10に続くリリースとなり、約2か月での最新版リリースとなる。このバージョンは、今年で発表から20年を迎えた「Windows for Workgroup 3.11」にちなんで「Linux for Workgroups」というコード名が付けられていた。ロゴもペンギンがWindowsの旧マークの旗を持ったデザインとなっている。なお、正式リリースを発表したTorvalds氏は直前の7回目リリース候補(RC7)公開を告知しなかったことを認めている。 新機能としては、安全に一時ファイルを作成するための「O_TEMPFILE
Linux 3.11 was released on September 2, 2013 Summary: This release adds support for a new O_TMPFILE open(2) flag that allows easy creation of secure temporary files, experimental dynamic power management for all Radeon GPUs since r600, preliminary support for NFS 4.2 and SELinux Labeled NFS, experimental support for the Lustre distributed filesystem, detailed tracking of which pages a program writ
The Millenium Technology Prize, awarded every two years, is a Finnish award designed “to improve the quality of life and to promote sustainable development-oriented research, development and innovation.” Sir Tim Berners-Lee won the prize in 2004. The finalists this year are Dr. Shinya Yamanaka, who has been contributing to the area of stem cell research, and Linux creator Linus Torvalds. The 2012
Git is a free and open source distributed version control system designed to handle everything from small to very large projects with speed and efficiency. Git is easy to learn and has a tiny footprint with lightning fast performance. It outclasses SCM tools like Subversion, CVS, Perforce, and ClearCase with features like cheap local branching, convenient staging areas, and multiple workflows.
The Linux Foundation is a non-profit consortium dedicated to fostering the growth of Linux. Founded in 2007, The Linux Foundation sponsors the work of Linux creator Linus Torvalds and is supported by leading Linux and open source companies and developers from around the world. Learn More About The Linux Foundation Copyright © 2013 Linux Foundation. All rights reserved. The Linux Foundation, LSB, Y
まず,結論から言おう。 「エンジニアがOSのソース・コードを読めるようになると,活躍の場が一気に広がる」。そして,「コツさえ分かれば,OSのソース・コードはびっくりするほど簡単に読める」。 ここでいうOSとは,Linuxのカーネル(OSの“核”となるソフト)のことである。筆者が上の2点を強く感じたのは,つい最近の,ある人物とのやり取りがきっかけだった。 「カーネルのソースが読めると,たいそう儲かるってことが,分かってしもうたから」。「もうすぐ大学の仕事は定年や,でも定年後の収入の方が多いんとちゃうかな」---。 筆者の耳に,迫力ある関西弁が突き刺さった。声の主は1949年生まれの57歳。神戸情報大学院大学助教授の赤松徹氏その人である。 打ち合わせを兼ねた取材の後の会話だったので,メモは取っていない。赤松氏がはっきりとこの通りに発言したかどうかは覚えていないが,筆者の脳裏には,そのような発言
なかなかハードルが高く,多くの人が踏み出せないでいるカーネルのソース・コードの読解。本連載では,今までカーネル・ソースなんて見たことがないという人に,読みこなすコツをお教えします。 カーネルのコンパイル方法については,関連記事「やってみると意外に簡単!? Linuxカーネル・コンパイル入門」をお読みください。 また,カーネル・パラメータの項目については,関連記事「「Linuxカーネルの設定パラメータ」」で公開しています。 第1回 どうしたら読めるようになるのか 第2回 C言語とライブラリの初歩 第3回 カーネル・ソース内のシステム・コールを確認する 第4回 カーネルが構造体を好むワケ 第5回 デバイス・ドライバとモジュール 第6回 構造体に「関数」を登録する 第7回 ネットワーク処理はモジュール処理と上下が逆 第8回 データに意味付けするキャスティング手法 第9回 機能拡張でよく使われる共
亀澤 寛之氏は、Linuxカーネルの資源管理機能「cgroup」におけるメモリー管理の部分を担当するメンテナーだ。仕事として Linuxの開発に携わる。メンテナーとして日々どんな風に活動を進めているか、どのようにメンテナーになったのか、どうすればなれるのか、尋ねた。 富士通に2003年に入社し、翌年にIA-64でメモリーのホットプラグ(稼働中に抜き差し可能な機能)を担当しました。そこでLinuxカーネルにコードを入れることになり、コミュニティーにパッチ(プログラム)を送りました。「こういう機能が必要なんだ」というメールをどっさり送ったら、コミュニティーのトップともいえるAndrew Morton氏から「go ahead」というメールをもらって、以来メモリー管理をやっています。 メンテナーとしての主な活動は、メールのチェックと返信です。Linuxカーネルだけで1日400~500通。仮想化ソフ
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