「Ruby」を開発したまつもとゆきひろ氏は、世界で最も知られた日本人ソフトウェア技術者と言っても過言ではないだろう。RubyがWebサービスで多く使われるようになった理由はコンピュータ性能を向上させることにあるのだが、それだけでなく「美しい」「性能がいい」「バランスがいい」ということからで愛されている。しかしながら、コンピュータの世界はWebだけではない。組み込みという領域、そこにもRubyを広げたいと思ったことが、組み込み向けの軽量版Rubyを開発するきっかけとなった。 そして、福岡県の企業や大学が、組み込み向けの軽量Rubyプロジェクト誕生を大きく後押ししたという。福岡県にはメーカーや、関連する組み込み開発を行うソフトウェア関係の企業が多い。最近のデジタル家電は、PC並みのスペックや通信機能が搭載されるようになり、デバイスの性能もどんどん向上している。当然、必要となる組み込みソフトウェ
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0063 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0063 号 Rubyist Magazine 0062 号 Kaigi on Rails 特集号 RubyKaigi Takeout 2020 特集号 Rubyist Magazine 0061 号 Rubyist Magazine 0060 号 RubyKaigi 2019 直前特集号 Rubyist Magazine 0059 号 Rubyist
プログラミング言語 Ruby は、スクリプト言語に分類されます。 実は、スクリプト言語という用語の厳密な定義はありません。 型宣言がないとか、インタプリタ方式で実行されるとか、幾つかの特徴を捉えた大雑把な用語です。 型宣言を持ち、コンパイルできる「本物のプログラミング言語」と比較して、簡易なプログラミング言語という、やや侮蔑的なニュアンスもあります。 スクリプト言語で書かれたプログラムの実行速度が、コンパイルされたプログラムよりも遅いのは事実です。 ですから、「Ruby はスクリプト言語だけど、遅くないですか」という質問への短い答えは、「はい、遅いです」となります。 しかし、あなたがビジネス上の問題を解決する手段としてプログラミング言語を選択したいのであれば、費用と効果を踏まえた更なる問いかけが必要になります。 その遅さは許容範囲内か、ということです。 コンピュータのハードウェアは、猛烈な
^ a b c d e f “松江市名誉市民”. 松江市役所. 2017年1月30日閲覧。 ^ a b “2011 Free Software Awards announced” (2012年3月26日). 2012年10月29日閲覧。 ^ 「コミュニティとビジネスのかけ橋に」、財団法人Rubyアソシエーション設立 ^ Ruby Creator Yukihiro Matsumoto Joins Heroku ^ http://vasily.jp/2014/06/matz/ ^ リンカーズ株式会社 ^ 「たのしいRuby」第2版監修者紹介より。 ^ Matz「日本経済新聞夕刊『拓くひと』」『Matzにっき(2009-10-16)』2009年10月16日。 ^ “まつもとゆきひろが語る"Hellow World"までの辛さ”. 転職ならDODAエンジニアIT (2014年2月24日). 201
Rubyの作者、我らがMatzが政府がプログラミングを義務教育にしようとしていることに対して苦言を呈している。Matzが指摘している問題点は3つ。 誰が教えるか。あるいは教えることが出来る教師は揃っているのか。 どのように評価するか。プログラミングは芸術に近いのにどうやって点をつけるのか。 何を教えるか。 詳しいことは元記事を見て頂きたい。もちろん私はMatzの苦言には大いに賛同している。正直政府は無計画にキャッチーなネタをぶちあげているだけにしか見えない。だが、コンピュータについての教育は一切役に立たないのかというと、そうでもないように思う。dankogai氏がMatz氏の記事を受けて、コンピュータを遊び道具として置いとけみたいなことを書いてるけど、それもどうかなと思う。遊び道具として置いといたところで、自発的にプログラミングをしようと思う子供などほとんど居ないだろう。せいぜいゲームで遊
その立場の違いが際立つのが、プログラミング言語が登場したばかりの1950年代に見られる"FORTRAN vs. LISP"という構図だ。いずれも機械と人間という2つの立場をそれぞれのやり方で取り入れた言語である。 1954年に誕生した世界初の高級言語、人間にわかる言葉=数式でプログラムできるように開発されたFORTRAN(FORmula TRANSlator)は、ループアンローリングやベクトル化を取り入れ、"速く計算する"ということにこだわった。その時代背景にはコンピュータが非常に遅かったという事情がある。しかし、当時、言語の常識がまだ存在しなかったこともあり、「スペースを全部落とすなど、"人間のため"という点では未熟な部分が多かった」(まつもと氏)という。 一方、1958年に誕生したLISP(LISt Processor)は"人間のため"がFORTRANより向上している。ラムダ計算を理論
2007年09月11日22:20 カテゴリArt マシン語読みの言語知らず もうこの話題が登場して何度目になるのかは知らないが.... shi3zの日記 - マシン語を知らない子ども達 あまりも当たり前過ぎて21世紀に入ってから言葉にだしたことはあまりないのですが、当然のことながら、プログラムというのは、マシン語を理解して初めて「書ける」と言うのです。 そんなことは、ない。 私の上の娘は、まだ日本語文法を習っていないが、日本語で彼女の母や父である私や妹や級友と話すことが出来る。まだ辞書さえ知らない下の娘も同様だ。 確かに、「下の事」を一通り習った者は、「底まで知っていて」やっと「知っている」と言って「下の事」を知らない者を下に見がちだ。しかし、知識を深さでしか測れない者は、往々にして知識を広さを測ることが出来ない。「一段下の階層を知らなければそのことを知らない」という人に限って、そのことの
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