23.05.22 リヴェラーノの世界 イタリア・フィレンツェの中心部に、リヴェラーノ&リヴェラーノの工房・サルトリアがあります。1960年代の開店以来、フィレンツェに伝わり続ける伝統と文化を守り続けており、...
23.05.22 リヴェラーノの世界 イタリア・フィレンツェの中心部に、リヴェラーノ&リヴェラーノの工房・サルトリアがあります。1960年代の開店以来、フィレンツェに伝わり続ける伝統と文化を守り続けており、...
「神は細部に宿る」|伝説の手縫いシャツ、アンナマトッツォの世界 2017年3月31日 メンズファッション アンナマトッツォ, イタリア, カルロリーヴァ, シャツ, ドレスシャツ, ナポリ仕立て, ハンドメイド, ブランド, ラインナップ, ロンドンハウス, 世界, 伝説, 手縫い, 最高峰, 有名
随分前に現地で仕立てたチェレンターノのジャケットを今日着ていたので書こうかと。 サルトリア チェレンターノ(Sartoria Celentano)はローマ郊外の駅から更にタクシー10分くらいのところで、ひっそりと営む本当に小さなサルトリアだが非常に腕が良い。確かもう1人職人がいただけだからほぼ丸縫い、フェリーチェ ヴィゾーネ(Felice Visone)などの所もそうだ。 都会的で抑えの効いた落ち着いたエレガントさがあり、シーンを選ばす着れる。 しなやかなボディラインを描く感じだ。 仕事でもディナーやパーティーなんかでも問題ない万能選手、普遍性がある。 英国の伝統、軽く着心地の良いクラシックなナポリの仕立て、ローマの都会的な雰囲気の3つが巧く融合されている。 仕立て自体は典型的なナポリ仕立て。それもその筈で、ジョヴァンニ チェレンターノ(Giovanni Celentano)はナポリ生まれ
ナポリの仕立屋DALCUORE について イタリア・サルト界の巨匠 ルイジ・ダルクオーレ氏 DALCUOREはルイジ・ダルクオーレ(Luigi Dalcuore)氏が立ち上げたサルトリア(スーツ仕立屋)です。 ルイジ氏はクラシコイタリアの中心都市ナポリで1945年に誕生し、1964年からサルト(テーラー)の修行を始めました。1968年に独立してからはすぐに地元で絶大な人気を博し、現在ではナポリを代表するサルトの巨匠として、日本を始めアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など世界中にファンがいます。 マニカカミーチャが代名詞 スーツのスタイルは、ナポリ仕立ての代名詞でもあるマニカカミーチャ(雨降り袖、シャツ袖とも呼ばれる)が最も特徴的です。 これはまるでシャツのような機動性に優れた腕回りの設計を、おしゃれなデザインとして発展させた、まさにイタリア人の芸術的才能を象徴するかのような技です。 日本で
From Kentaro Matsuo THE RAKE JAPAN 編集長、松尾健太郎が取材した、ベスト・ドレッサーたちの肖像。”お洒落な男”とは何か、を追求しています! マイケル・ヘイワースさん 国際弁護士 interview kentaro matsuo photography natsuko”sensei”okada 国際弁護士のマイケル・ヘイワースさんのご登場です。“弁護士”と聞いただけで、恐れ多い感じがするのに、さらに“国際”が付いているのですから、きっと大変なエリートなのでしょう。 マイケルさんは、アメリカ人の父親と日本人の母親を持ち、生まれは日本、育ちは南カリフォルニアです。数カ国語に堪能で、世界中を飛び回り、主に外資系クライアントの法務を担当し、東京では広尾の超高級アパートメントに住んでいて、着ている服は全部ス・ミズーラという、まるで絵に描いたようなエグゼクティブです。し
March 2020 UNITED ARROWSのウェルドレッサー8名に訊いた ユナイテッドアローズで服を仕立てるということ ザ ソブリンハウス セールスパーソン 望月 亨太氏 ソブリンのパーソナルオーダーで仕立てたネイビージャケットに、リヴェラーノ&リヴェラーノのシャツ&タイ、ロータのトラウザーズ、ジョン ロブの靴をコーディネイトした、ソブリンらしいベーシックながらも上質さが際立つ、都会的で洗練された装い。「ニットタイで唯一の遊びを入れました」 Q:デザインのバランスはどの程度アレンジできますか?A:デザインのアレンジは限られますが、さまざまな手法でその人らしさを導き出します「デザインのアレンジは限定されますが、ユナイテッドアローズ、ソブリンそれぞれにスタイルがあり、複数のモデルを揃えております。また、きちんと補正を入れることで、より美しく着られるよう対応させていただいております。今日私
ソブリン ディレクター 太田 裕康氏 2006年にリヴェラーノ&リヴェラーノでス ミズーラしたサキソニーのスーツとニットタイに、アヴィーノでスミズーラしたシャツ、カルミーナのシューズをコーディネイト。白髪が増えてきたこともあり、最近は今の自分に合うと考えるグレイスーツを多く仕立てているそう。個人の雰囲気に合った生地とスタイルの提案は、ぜひ受けてみたいサービスだ。 Q:UA で服を仕立てることとテーラーで服を仕立てることの違いは?A:UA が考える今のエッセンスが詰まっています「より自分の身体に合った服が求められる傾向にある昨今、大きく人気を伸ばしているのがパーソナルオーダーです。当店のオーダーは、ビスポークには及びませんが、そこに近づけるべくサイズの細やかな調整やディテールの対応を可能にしています。どういったシーンで着たいのかを伺うのは私たちもテーラーさんも一緒ですが、お客様の雰囲気や好み
9月初旬、サルトリア・ラファニエロにて2着目のビスポークオーダーをしてきました。 去年の重厚感ある無地のグレージュフルカシミアとは随分キャラクターを変えまして、今回はツイードのペーン。縦線に赤茶、横線は緑茶の縦長格子。英国の名門Porter and Hardingの梳毛ツイード。 今回はもうすでに型紙が出来てるので4ヶ月あれば仕上げられると。これは、期待…と思ってたら、たった2週間で仮縫いの連絡。 びっくりしました。 で、仮縫いです。 前と後ろ。 ちなみに、去年の仮縫いとの比較をするとずいぶん精度が上がってるの分かりますね。 生地の摘み方がやはり去年は大きかったんですが、今年は微調整のみ。 しかし、この微調整が難しいようで、ああでもない…こうしようと、僕の要望に応えるべく奮闘した跡がこの通り。案外難しい体型らしいです。 中縫いは1ヶ月ほど後とのこと。今年中の納品を目指して頑張っていただきま
“Raffaniello”はナポリで師事していた親方から名付けていただいた愛称で、帰国後に私がサルトリアを開く際には“Sartoria Raffaniello”と名乗るといいと勧められました。 2017年10月、大阪の船場ビルディングに“Sartoria Raffaniello”をオープンすることが出来ました。 船場ビルディングは 1925年に建設された歴史的な建造物です。 大阪という都会にありながら、エントランスを抜けると吹き抜けの中庭が広がり、柔らかな自然光が差し込み、ゆったりと時間が流れているような気がします。ここで服を仕立てている時は、私にとってとても幸せな時間です。 ナポリが発祥と言われているエスプレッソの語源は“急行列車”にあるとする説、“特別に、あなたに”を意味するエスプレッサメンテだとする説など諸説あるようです。 Sartoria Raffanielloは“特別に、あなた
毎日着るシャツだからこそ、素晴らしいものを着たい。 ナポリで見つけたカミチェリア・ピッチリーロは、ナポリの洒落者たちが愛する現地のカミチェリア。 ふんわりとした美しい袖付け、あらゆるところを手縫いでこなす古風なスタイル。 そしてビスポークのような美しいシルエット。 こんな美しいシャツを、日本でも気軽にオーダーをして頂きたい。 そんな思いでオンラインオーダーを展開いたしました。 職人達がビスポーク同様の工程、フルハンドメイドで一着ずつ仕立てます。 – 特徴 a. サイズのカスタマイズ可能 b. 9工程以上 手縫い仕上げ(時期によって左右します) c. 納期は通常1.5ヶ月〜3ヶ月 d. 商品は検品後、日本より配送 e. 生地、消費税、送料など全部込みの価格 – 手順 1. オンラインストアにて決済を行う 2. このページでオーダーフォームを入力して送信 3. ご注文確定メールが届く(通常48
こんにちは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 今日は皆さんに当店で8月11日より受注開始をした日本初上陸の仕立て屋 Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロの紹介をしたいと思います。 Sartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロ(発音はカラッチョロに近いのですが、表記すると読みにくいとの意見がありましたので、カラッチオーロと表記しております)は、まだ比較的新しいサルトリアでありながら、これまで数々の一流ブランドの下請けとしてハイクオリティなスーツを作ってきた実力派です。 ここに名前を書くことはできませんが皆さんご存知の、今ナポリで最も注目されている有名一流サルトリアの既製服を請け負っていたこともあり、知らずのうちにSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロのスーツを見たことのある人、着ている人も少なくありま
こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 今日は私がサルトリア・カラッチオーロ(またはサルトリア・カラッチョロとも)で仕立てたグレンチェックのジャケットをご紹介いたしましましょう。 散々キャンペーンやセールの案内ばかり書いており、ついにブログを書いたかと思えば自分のジャケットの自慢というわけですが、これには深い訳があるのです。 …すなわち、とても良く仕上がったのですな。 メディチ家のロレンツォだって、せっかくミケランジェロに作らせた彫刻を誰にも見せずにしまっておけと言われたら、それは堪えがたいもどかしさに芸術の庇護どころではなくなってしまうでしょう。 サルトリア・カラッチオーロ。 次世代のナポリ仕立てを担うこのサルトリアは、最初に私が出会ったときからどんどん進歩しています。 当店のお客さんのリクエストや、私自身の考えを伝え、何時間もかけてオーナーのニコラ・ジョルダーノと話し
こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 今日はここに、一枚の面白い写真を用意いたしました。そう、30年前のナポリ仕立てと今年の6月に私がSartoria Caracciolo サルトリア・カラッチオーロで仕立てたジャケットを並べて撮影した写真です。 さて、どちらがどちらでしょう。 すぐにわかった人はきっと、モロッコから対岸のスペイン・アルヘシラスで魚を釣っている老人が見えるほど目がよくてハンガーの「Caracciolo」の文字が読めたか、あるいは私のinstagramを毎日チェックしていただいている方でしょう。 そう、もし何も考えずにぼんやりとこの写真を見たのであれば、これがまさか30年の時を隔てた2着のナポリ仕立てだとは気づかないはずなのです。 クラシックは、驚くほど変わらない 右のジャケットはナポリの医学博士であったランバルディ教授が、フィランジエーリ通りに昔存在した
こんばんは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡の大橋です。 私の家はナポリ中央駅から徒歩10分弱のところで、その立地にしては実に静かなところにあります。 四六時中クラクションが鳴るのと、金曜日の夜に感極まった若者たちが投げる爆竹の音をのぞいては、日本とそれほど変わらない生活ができるのです。 そして極め付けに、ナポリには日本と違って夜出かけられる場所がほとんどない。すると東洋学科の友達と遊びに出たりするとき以外は、いじけてブログを書くしかないのですね。 Noi facciamo tutto a mano 全て手で作ること サルトリアに行くと彼らは必ずと言っていいほど、こう言います。 Noi facciamo tutto a mano. 私たちは全部、手でやっているよ。 しかし実際にどのくらい手でやっているかは、サルトリアによって全く異なります。文字通り手で殆どを仕立てていくサルトリアもあれば、
前の記事と順番が前後してしまいましたが、これがマイファーストビスポークジャケットになります。 注文したのが2017年10月で、納品されたのが同年の12月です。 納品されてからというもの、シーズン中はおよそ週2回のペースで着ていますが、まだまだ硬い部分もあり完全に馴染んでるとはいい難いです。 その分、長い付き合いになりそうな予感をビシビシ感じます。 各ディティール 生地はH.レッサー社のツイードっぽいウール100%です。 この生地はどうやらH.レッサー社がカルロバルベラ社に織らせたモノらしく、なかなかに珍しい生地だそうです。(バンチではなく反物でした) 店主の石田原さんが東京に来られる前に、茶系のチェック生地をリクエストしておいて、いくつか候補を持ってきていただいた中から選びました。 3つボタン段返り、サイドベンツ、袖ボタン並び4つはもう私の中ではデフォルトで、裏地はキュプラのエンジです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く