2017年04月06日19:00 カテゴリ株式投資全般 お金をためるということ Tweet あつまろです。 10年以上前でしょうか、大前研一さんの講演を聞く機会がありました。そのときに「日本人は死ぬときがもっとも資産がある」ということで、お墓にお金はもってけないんだから人生を楽しむためにつかいなさいよ、というメッセージを伝えていました。 高齢者主体の聴衆は爆笑していましたし、大いに一理あるのですが、ひっかかるところがありました。 「死ぬときに資産がピークになるのはなぜか」 これはひとつに現在の高齢者だと戦後の貧しい時期を経験してきたこともありますし、バブル崩壊も経験してきています。そういう従来もっている不安感への対処であるということ。また有事の際に自分が困らないこと、周囲に迷惑をかけないことという責任感のあらわれでもないかと思うのです。お金はつかうだけでなく、何かのときに対処できるという安