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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (4)

  • RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか

    今回紹介する「Fuchsia」は、Googleが開発したちょっと毛色の異なるリアルタイムOS(RTOS)である。Fuchsiaは花の名前(日ではフクシアやフーシャ、あるいはホクシャなどとも呼ばれたりするらしい)だが、そう名付けた理由は不明である(図1)。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー スマートディスプレイ「Nest Hub」で採用 FuchsiaはGoogleが開発した第3のOSである。このあたりの経緯は、Fuchsiaを採用したスマートディスプレイ「Nest Hub」の記事で紹介されているので、お読みになった方もいるかと思う。2020年の発表時には、Fuchsiaを「汎用OSを構築するための長期プロジェクト」とGoogleは説明しているが、この「汎用」というのはWindowsmacOSAndroid/iOSのように「コンシューマーが直接操作する」ことは必ずしも意

    RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか
  • リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する:リアルタイムOS列伝(1)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第1回は、リアルタイムOSのここ最近10年の動向について概説する。 リアルタイムOS(RTOS)は、組み込み向けシステムにおいて、既に欠くことができない重要なコンポーネントになっている、と言うと「えー」という声も聞こえそうだが、事実そういうポジションにある。 RTOSとは何か、という話は3年ほど前にもTechFactoryで一度書かせていただいているが、要するに組み込み向けに最適化した(特にリアルタイム応答性能を重視した)軽量なOSである。 先述の記事では、以下の7つの特徴をご紹介した。 複数スレッド(タスク)の並行動作が可能 最

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する
  • mrubyとマイコンボードで“IoTを手作り”してみよう

    生産性が高く習得も容易なRubyの組み込み版「mruby」用い、実際にマイコンボード「enzi」との組み合わせで、取得したセンサーデータをTCP/IPでサーバへ送るIoTデバイスの開発を行います。 Rubyの特長を組み込み開発に反映させたプログラミング言語が「mruby」は、「Raspberry Pi」や「BeagleBoard」「GR-SAKURA」「Aruduino(およびArduino互換ボード)」など、さまざまなマイコンボード上で動作します。 ここではmrubyリファレンスボードとして用意されているManycolors製のラピッドプロトタイピングボード「enzi basic board(以下、enziボード)」を使って、センサーからの値を取り込み、サーバに送るIoTやM2Mの基礎となるアプリを構築してみましょう。 enziボードはもともとmruby教育・研修用に開発されたものです

    mrubyとマイコンボードで“IoTを手作り”してみよう
  • 若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)

    ビーサイズ(Bsize)は、神奈川県小田原市にある家電メーカーだ。同社が開発・販売する製品が、LEDデスクライト「STROKE(ストローク)」(2011年12月27日に発売)。既に、独「red dot design award 2012」「2011年度 グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)」も受賞した。 STROKEのキャッチコピーは、「最高の光、最小の構造」。その筐体は、細いパイプ1。作業者の視界を遮らず、あまり主張しないデザインとしている。光源はLEDなので省電力で、かつ6万時間持つ。演色性のクラスは1A(平均演色評価数Raで90以上)で、自然光を忠実に再現可能だ。 ライトが照らす範囲は広角になっている(以下の写真)。周囲を広く均等に照らせるため、従来のスタンドのように、「角度を変える」「高さを変える」あるいは「置く場所を変える」といったことを考えなくてもよい。また

    若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)
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