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ブックマーク / next49.hatenadiary.jp (3)

  • 本を通読するのは当たり前でなかったかもという話 - 発声練習

    一つ前のエントリーを書くために検索して見つけた記事がとても面白い。みなさま、ぜひご一読を。 Knowledge Worker:「これまでの、これからの」第3回 原田範行教授 私が学部生のころもそうだし、今の学部生もそうだけれどもを頭から最後まで読まなければいけない。著者の思いに沿って読まなければいけないという思い込みが強い。ちなみに、私がこの思い込みから離れられたのは博士後期課程に入ってから。 専門書や論文は、頭からお尻までを全部均等に丁寧に読むものではありません。必要な部分を必要なだけ読むものです。ですから、均等に力を割り振って読むよりは、論文の一部分に全力を尽くしましょう。 (論文の読み方より) で、面白いのは上記の記事によると、18世紀のイギリスでは「必要なところだけ自由に読む」という読み方の人が結構いたんじゃないかとのこと。21世紀に学生を指導している私が18世紀の読書法を教

    本を通読するのは当たり前でなかったかもという話 - 発声練習
  • 価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習

    卒業していく君へ。 卒業おめでとう。当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って

    価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習
  • 一次創作・資料の提供者がいることを前提としてのキュレーターであることを忘れない - 発声練習

    以下の記事はWebサービスのシェアを言っているだけなので正確には「Web上で情報発信・蓄積をするツールとして、これからはTumblrが有望」ということを言っているだけなのだけど思うところあるのでメモ。 ギズモード・ジャパン:ブログは死んだ。これからはTumblrだ。 キュレイションというのがちょっと前から流行っており、Naverまとめ、Togetter2chまとめブログなどが日Webサービスの一部で流行している。ポイントは、「何かをまとめて読みやすくして提供する」という点、場合によっては「新たな価値を加える」「価値があることを知らせる」というのもポイントとして言われることもある。 Sophia B. Liu: Trends in Distributed Curatorial Technology to Manage Data Deluge in a Networked WorldCo

    一次創作・資料の提供者がいることを前提としてのキュレーターであることを忘れない - 発声練習
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